YUV

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YUVとは、カラーモデルの一種であり、明るさ(輝度=Y)と色情報(色差=UV)で表現するものの総称です。

なお、YUVは「データフォーマットそのもの」ではなく「データフォーマットの考え方」です。YUV系のデータフォーマットは大量に存在しています。

YUVは人間の視覚システムが明るさと色を別々に処理する方法に近似しているという特徴があります。YUVは、Y、U、およびVの3つのコンポーネントから構成されます。 Yは輝度情報を表し、UとVは色差情報を表します。 UとVは、青と赤の色成分と緑との差を表す信号です。


YUVカラーモデルはRGBカラーモデルと比べ「圧縮アルゴリズムを書きやすい」という特徴があります。YUVは主にビデオ圧縮やデジタルテレビ放送で使用されます。一方でピクセル単位での表示や加工するプログラムを実装するのは若干めんどくさいという特徴もあります。