スモールフォームファクター

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スモールフォームファクター(英語:Small Form Factor,通称:SFF)とは、「2.5インチHDD」を搭載する前提のPCサーバーのことである。

3.5インチのHDD」を搭載する前提のものは「ラージ・フォーム・ファクター (LFF) 」と呼ばれる。
2.5インチHDDは3.5インチHDDよりディスク1本あたりの容量は小さいが、狭いスペースに高密度に詰め込むことができる。この特性を利用し主にラックマウントサーバーなどにおいて「大量の15000回転のHDDでRAIDを組むことで高速化を狙いたい」という用途で需要があった。

現在では15000回転のHDDより遥かに高速なSSDが登場したことで「速度のSSD」「大容量の3.5インチHDD」と二極化し、最高速を求める需要にはSSD特化型の「EDSFF」が登場しSFFの需要は完全にそちらに奪われた。

なお、現在でも「SFFはEDSFFよりは機材が安い」という理由で最高速はいらないがそこそこの速度は欲しいという用途でそこそこ需要はあるようである。また、これに伴い厚さ15mmの「U.2」「U.3」と呼ばれる新規格も登場している。