Zip (磁気ディスク)

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Zip(読み:じっぷ)とは、1994年後半に米国のアイオメガ社によって開発された磁気ディスクおよびドライブである。

概要

Zipはかつて米国で大人気だった記録メディアである。 日本では富士フイルムから発売していた。

Zipの保存容量は100MB、250MB、750MBの3種類のディスクがあった。 750MBのディスクについては末期に登場したものであるためあまり見かけることがない。

日本で普及していたMOがディスクをレーザー光で暖めたり冷やしたりしてデータを記録する光磁気ディスクなのに対して、米国で普及していたZipはフロッピーディスクと同じ純粋な磁気ディスクであった。このような構造上の理由によりMOよりも高速なアクセスが可能であった。

関連項目

リムーバブルハードディスク
  • Jaz
  • REV
    Jazの後継として登場したリムーバブルハードディスクMDほどの大きさで35GB、70GB、120GBの大容量を実現していた。高い防塵性能、耐衝撃性能を持ち、耐用年数は30年とされ、かなり強いことからサーバーバックアップ用に地味に売れていたようだ。
  • ORB
    デバイスドライバのせいか死ぬほど不安定だったが、安定して動作するときは非常に高速であった。なぜこんなものを買ったのかは謎である。
  • SyJet
  • RDX
  • iVDR
メモリカード、フラッシュメモリ

参考文献