マルチスレッド性能

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マルチスレッド性能とは、CPUにおいて「複数スレッドを同時に動かした場合の性能」である。

概要[編集 | ソースを編集]

マルチスレッドが効果を発揮するのは「断続的で高負荷な処理」であり、「細切れな低負荷な処理」だと「マルチスレッドを準備する手間」でむしろ遅くなる諸刃の剣である。

ぶっちゃけマルチスレッド性能は「動画のエンコード」「zipファイルの圧縮伸長」くらいしか出番はない。

高負荷と思われがちなゲームでも「1処理16ミリ秒以内(≒60fps)」と細切れなためマルチスレッド性能はあまり意味をなさない。せいぜい敵キャラの思考ルーチンを別スレッド化するくらいにしか使いみちがない。

カタログスペックを盛る[編集 | ソースを編集]

パソコンスマホの主要な処理ではほぼマルチスレッドは使われていないためあまり重要ではないが、カタログスペックを盛りやすいため宣伝広告などでは広く使われている。

また「コア数の多さ」を宣伝することも多い。こちらもコア数が増えすぎると「コア間の同期処理」で遅くなる諸刃の剣である。

関連項目[編集 | ソースを編集]