リチウムイオン充電池

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リチウムイオン充電池とは、正極と負極の間をリチウムイオンが移動することで充電や放電を行う二次電池である。

概要[編集 | ソースを編集]

どちらの電極にもリチウムを吸ったり、吐き出したりする機能がある。

  • 充電時には負極にリチウムイオンが移動する。
  • 放電時には正極にリチウムイオンが移動する。

利点[編集 | ソースを編集]

  • ニッケルカドミウム充電池ニッケル水素充電池よりもエネルギー密度が高い。
  • 重量が軽い。
  • 通常はリチウムの析出を伴わないため500回以上の充放電に耐えることができる。ただし過充電に陥ると負極側で金属リチウムが析出する。
  • メモリー効果がほとんど無い。
  • 自己放電による容量低下が少ない。

欠点[編集 | ソースを編集]

  • 過充電すると爆発するといわれている。実際にはパーンと破裂するすような爆発ではなく、ススキ花火や戦闘機のアフターバーナーみたいにプシャーとなる。
  • 電解質が液体なため、液漏れすると残念なことになる。その結果、重厚な金属外装が装備され、リチウムイオン自体は軽いのに結局デカくなる。
  • 気温が低いと著しく性能が落ちる。

関連項目[編集 | ソースを編集]