CentOS 7/Oracle JDKをインストールする

提供: MonoBook
2017年7月24日 (月) 01:12時点におけるimported>Administratorによる版 (→‎関連項目)
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CentOS7の公式Javaは「Oracle JDK」ではなく「OpenJDK」となっている。 Javaアプリの中にはOpenJDKで動かないものが結構あり、どうしてもOracle JDKを入れたい場面が出てくる。

手順

OpenJDKを入れる

OpenJDKはネットから入れる。 OpenJDKを事前に入れておくのは、後々に他のパッケージを入れた際にOpenJDKも入ることがあると、そのタイミングでJDKが勝手に切り替わり大混乱に陥ることがあるためである。

$ yum install java-1.8.0-openjdk

Oracle JDKを入れる

OracleJDKのRPMはOracleのサイトから事前にダウンロードしておく。 yumコマンドで入れること。rpmコマンドで入れるとデータベースが壊れる。

$ yum localinstall jdk-8u141-linux-x64.rpm

Oracle JDKを登録する

CentOS7にJDKが複数あることを登録する必要がある。 rpmを入れただけで自動登録されたりはしない。 この説明を飛ばしているサイトばかりで凄い悩んだ。 優先度(末尾の17000)はなんでもいい。

$ alternatives --install /usr/bin/java java /usr/java/default/bin/java 17000

Oracle JDKを使う設定にする

Oracle JDKは「/usr/java/」ディレクトリにインストールされるのでそれっぽい方を選べ。

$ alternatives --config java

2 プログラムがあり 'java' を提供します。

  選択       コマンド
-----------------------------------------------
*+ 1           java-1.8.0-openjdk.x86_64 (/usr/lib/jvm/java-1.8.0-openjdk-1.8.0.131-3.b12.el7_3.x86_64/jre/bin/java)
   2           /usr/java/default/bin/java

Enter を押して現在の選択 [+] を保持するか、選択番号を入力します:2

Javaのバージョンを確認する

$ java -version
java version "1.8.0_141"
Java(TM) SE Runtime Environment (build 1.8.0_141-b15)
Java HotSpot(TM) 64-Bit Server VM (build 25.141-b15, mixed mode)

関連項目

参考文献