国際貧困線

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国際貧困線(英語:International Poverty Line)とは、MDGs を機に、国際的かつ絶対的な貧困線である。現在は「一日 1.25 ドル」となっている。

国際貧困線以下の人口が世界の絶対的貧困者の数であり、その割合が国際貧困率として算出される。

最貧国の国別貧困線の各国の物価は異なり、同じ1ドルで購入できる ものには大差があるため、購買力平価(Purchasing Power Parity:PPP)を用いて、 米国での1ドルの購買力に相当するように調整されている。

歴史[編集 | ソースを編集]

1993年購買力平価での最貧 15 か国の貧困線の平均が月 32.74 米ド ル(一日 1.08 米ドル)であったことから、MDGs 指標として「一日 1 ドル」の指標が採用された。

2005年以降の貧困線は物価上昇などを加味し、2008 年購買力平価における最貧 15 か国の貧困線の平均から「一日 1.25 ドル」が国際比較のための絶対貧困線とされている[1]

関連項目[編集 | ソースを編集]

参考文献[編集 | ソースを編集]

  1. World Bank (2008) Dollar a Day Revisited (http://go.worldbank.org/SMQ2FCW4J0)