救うのは、太陽だと思う。

提供: MonoBook
2020年6月23日 (火) 09:04時点におけるAdministrator (トーク | 投稿記録)による版
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
ナビゲーションに移動 検索に移動

救うのは、太陽だと思う。とは、2008年頃のシャープ太陽光発電システムの宣伝文句である。

概要[編集 | ソースを編集]

主に駅などに掲示された巨大ポスターやテレビCM「太陽とシャープ宣言」などで使用された。

ポスター[編集 | ソースを編集]

テレビCM[編集 | ソースを編集]

監督は田所貴司。 BGMはナポリ民謡歌曲の「'O sole mio」が使用されている。

このテレビCM版は、同社の太陽光発電システムそのものではなく、当時建造中で世界最大の液晶パネル太陽光パネルの製造工場となるはずだった「堺コンビナート(正式名称:グリーンフロント堺)」を自慢する内容であった。

ただ、このテレビCMが放映された翌2009年にリーマン・ショックが発生し、 その影響で2010年に稼働を開始した堺コンビナートは大赤字を垂れ流し、 2012年に堺コンビナートを台湾のホンハイに売却(表向きは共同出資)、 2016年にはシャープごとホンハイに買収された。

つまり「約1兆円もぶち込んで大赤字を垂れ流しシャープ崩壊の原因となったものを宣伝する」という内容であった。

このため「堺コンビナートは不都合な真実である」として現在は無かったことにされており、「救うのは太陽だと思う」「太陽とシャープ宣言」などのキーワードでググっても情報はあまり出てこない。 YouTubeなどでは軒並み削除され、ニコニコ動画に最後の一本が残されるのみとなった。

関連項目[編集 | ソースを編集]