メインメニューを開く

差分

K6-2

1,191 バイト追加, 2023年2月24日 (金) 06:21
ページの作成:「'''K6-2'''とは、AMDが1998年に発売したx86アーキテクチャCPUです。 時は自作PCの絶頂期、K6-2はWinChipなどとともに…」
'''K6-2'''とは、[[AMD]]が1998年に発売した[[x86アーキテクチャ]]の[[CPU]]です。

時は[[自作PC]]の絶頂期、K6-2は[[WinChip]]などとともに当時の絶対王者であった[[インテル]]の[[Pentium II]]や[[Celeron A]]と熾烈な争いを繰り広げた。

インテルが[[Slot 1]]に移行する中、K6-2は従来の[[Socket 7]]向けとして登場した。

K6-2は同世代のx86系のCPUと単純比較すると、浮動小数点演算の性能が高いのが特徴でした。また、K6-2は「[[3DNow!]]」と呼ばれる拡張命令セットをサポートしており、大雑把にいえばこちらも「浮動小数点演算を追加した[[MMX]]」といった代物でした。

ただ当時の[[C言語]]の[[コンパイラ]]は[[MMX]]や[[3DNow!]]には対応しておらず、開発には[[アセンブラ]]([[インラインアセンブラ]])が必須だったこともあり、そこまで無理してMMXや3DNow!に対応するソフトウェアはほとんど登場しなかった。一部の[[ゲーム]]が宣伝用に対応したくらいであった。

2001年にK6-2の後継として[[K6-III]]が発表されました。