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JPEG/マーカー

2,498 バイト追加, 2013年10月1日 (火) 05:08
ページの作成:「'''マーカー'''(英語:maker)とは、JPEGファイルの中に存在する2バイトの区切りのことである。 == 概要 == JPEGファイルは基...」
'''マーカー'''(英語:maker)とは、JPEGファイルの中に存在する2[[バイト]]の区切りのことである。

== 概要 ==
JPEGファイルは基本的に以下のような構造の繰り返しになっている。
ようするに[[バイナリ]]な[[HTMLタグ]]みたいなものである。
{|class="wikitable" style="text-align:center"
|-
| style="width:8em;" | 2バイト
| style="width:8em;" | 2バイト
| style="width:16em;" | 可変長
|-
| マーカー
| データ長
| データ本体
|}

== マーカーの種類 ==
2バイトも使っているが上位1バイトは「0xFF」固定だったりする。
標準化団体のITU-Tは何でもかんでも[[3文字アルファベット]]で表記する決まりがあるため、それぞれのマーカーには3文字アルファベット(+数字の4文字の場合もある)が割り当てられている。

{| class="wikitable" style="width:100%; font-family:monospace"
|+
! style="width:8em" | バイト表記
! style="width:8em" | ITU-T表記
! 概要
|-
| 0xFF, 0xC0
| SOF0
| 基本処理 DCT 処理のフレーム開始マーカー
|-
| 0xFF, 0xC1
| SOF1
| 拡張順次 DCT のフレーム開始マーカー、ハフマン符号処理
|-
| 0xFF, 0xC2
| SOF2
| 段階 DCT のフレーム開始マーカー、ハフマン符号処理
|-
| 0xFF, 0xC3
| SOF3
| 可逆処理 のフレーム開始マーカー、ハフマン符号処理
|-
| 0xFF, 0xC5
| SOF5
| 差分順次 DCT のフレーム開始マーカー、ハフマン符号処理
|-
| 0xFF, 0xC6
| SOF6
| 差分段階 DCT のフレーム開始マーカー、ハフマン符号処理
|-
| 0xFF, 0xC7
| SOF7
| 差分可逆処理のフレーム開始マーカー、ハフマン符号処理
|-
| 0xFF, 0xC8
| JPG
| JPEG規格拡張のために予約。いわゆる永遠に使われないreserved
|-
| 0xFF, 0xC9
| SOF9
| 順次 DCT のフレーム開始マーカー、算術符号処理
|-
| 0xFF, 0xCA
| SOF10
| 段階 DCT のフレーム開始マーカー、算術符号処理
|-
| 0xFF, 0xCB
| SOF11
| 可逆処理のフレーム開始マーカー、算術符号処理
|-
| 0xFF, 0xCD
| SOF13
| 差分順次 DCT のフレーム開始マーカー、算術符号処理
|-
| 0xFF, 0xCE
| SOF14
| 差分段階 DCT のフレーム開始マーカー、算術符号処理
|-
| 0xFF, 0xCF
| SOF15
| 差分可逆処理のフレーム開始マーカー、算術符号処理
|}
{{stub}}

== 関連項目 ==
* [[JPEG]]

== 参考文献 ==
{{reflist}}

{{stub}}
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