ゼロスピンドルPC
ゼロスピンドルPCとは、ファンレスPCの発展系で、ファンに加え、ハードディスクや光学ドライブなどのモーターで回転する部品をなにひとつ搭載していないパソコンのことである。
概要
古くからキオスク端末やデジタルサイネージ、工業用PCなどのあまり表に出ない業務用のパソコンに多い形態である。 また、コンシューマ向けでもMacBook Airの流行とタブレットPCの出現により今や一大勢力となっている。
回転する部品(摩耗する部品)がないので耐久性に優れ、また静音性にも優れ、また省電力である。
冷却が基本的に自然に任せるしかないためスペックを上げづらい。 工業用製品の中にはケース全体が巨大なヒートシンクのようになっており、最新鋭のCPUなどを搭載しているものも少なからず存在する。
また、現状ではSSDのGB単価はHDDより高いため高価である。
光学ドライブはUSBメモリの爆発的な普及で邪魔なので外された感がある。