インターネット・アプライアンス
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インターネット・アプライアンス(英語:Internet appliance、通称:IA)とは、まだ「クラウドコンピューティング」という言葉もない1990年代末期に存在したインターネットに繋いで使用することに特化したコンピューターの総称である。
概要[編集 | ソースを編集]
インターネット・アプライアンスはインターネットに繋いで使用することに特化したコンピューターである。あらかじめウェブブラウザや電子メールクライアントなどが入っており基本的にはそれらを使用する。
インターネット・アプライアンスはインターネットが一般家庭に普及し始めた初期にビジネス的にもてはやされた形態で、基本的にはプロバイダー契約とセットで販売されていた。これらの中にはインターネットアプライアンス本体の価格はプロバイダー料金に上乗せされており、見かけ上は無料で配布されている場合もあった。いわゆる携帯電話の販売形態で見かける実質0円のはしりである。
法人向けにもオラクルが同様のコンセプトで「ネットワーク・コンピューター」を提唱していた。個人向けか法人向けかの違いこそあれど実質的には同様のものである。
しかしながら成功したと言えるような製品は何一つない。
非常に似た様なコンセプトの製品としてはChromebookがある。