HiSilicon K3V2
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HiSilicon K3V2とは、 2012年に中国のHiSiliconから発売したSoCである。
概要[編集 | ソースを編集]
K3V2は Cortex-A9を採用したARMアーキテクチャ のSoCである。 主にHiSiliconの親会社であるHuaweiのスマートフォンやタブレットに採用された。 2012年の代物である。
主なスペック[編集 | ソースを編集]
- CPU - Cortex-A9 4コア 1.2/1.5GHz, 2次キャッシュ1MB
- メモリ - 32bitx2 LPDDR2 533MHz
- GPU - 16コア, 80GFLOPS
- 動画デコード - 1080p 60fps
- プロセスルール - 40nm
CPUは平均的な速度がでる。
GPUは非常識なほど独自拡張が施されたOpenGL ESを採用しており、Snapdragonなどを前提としているゲームはほぼ動かない。 ただし独自拡張に対応すれば驚くほど高速動作する。 ドラゴンクエストXのAndroid版が本製品を推奨としていたくらいである。
なお驚くことにK3V2はAntutuやPassmarkなどの有名どころのベンチマーク以外ではSnapdragon 810より速い結果となる。 2012年の中国製SoCが、2015年の米国製SoC、それもハイエンド製品より速い。 そんな馬鹿なと思うかもしれないが、それがSnapdragon 810なんだよね。 これはCortex-A9がCortex-A53より高速であるためである。