「ニアライン」の版間の差分

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== 概要 ==
 
== 概要 ==
ニアラインとは[[オンライン]]と[[オフライン]]の中間という意味である。障害発生時に即座に[[オンライン]]になれるように待機している機材などを指して使われる。たとえば、あるメインで使っている[[ディスクアレイ]]の[[バックアップ]]を、[[LTO]]や[[DAT]]などの[[テープ]]ではなく、別の[[ディスクアレイ]]で取る場合に使われる[[バックアップ]]用の[[ストレージ]]を指して「[[二アラインストレージ]]」などと言う。[[HDD]]の[[バックアップ]]を[[HDD]]で取れば[[テープ]]より復旧が速いであろうという期待を込めた単語である。
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ニアラインとは[[オンライン]]と[[オフライン]]の中間という意味である。障害発生時に即座に[[オンライン]]になれるように待機している機材などを指して使われる。たとえば、あるメインで使っている[[ディスクアレイ]]の[[バックアップ]]を、[[LTO]]や[[DAT]]などの[[テープ]]ではなく、別の[[ディスクアレイ]]で取る場合に使われる[[バックアップ]]用の[[ストレージ]]を指して「[[ニアラインストレージ]]」などと言う。[[HDD]]の[[バックアップ]]を[[HDD]]で取れば[[テープ]]より復旧が速いであろうという期待を込めた単語である。
  
 
また、法人向けと個人向けの中間的な製品という意味の場合もある。たとえば大企業向けの高信頼性をうたい<del>[[ボッタクリ価格]]</del>少量生産で非常に高価な[[エンタープライズ向けHDD]]よりは安く、普通の[[パソコン]]で使われている[[デスクトップ向けHDD]]よりは高信頼という製品を指して「[[ニアライン向けHDD]]」などと呼ぶ。
 
また、法人向けと個人向けの中間的な製品という意味の場合もある。たとえば大企業向けの高信頼性をうたい<del>[[ボッタクリ価格]]</del>少量生産で非常に高価な[[エンタープライズ向けHDD]]よりは安く、普通の[[パソコン]]で使われている[[デスクトップ向けHDD]]よりは高信頼という製品を指して「[[ニアライン向けHDD]]」などと呼ぶ。

2014年3月4日 (火) 02:05時点における最新版

ニアライン英語:nearline)とは、オンラインオフラインの中間という意味である。また、企業用と家庭用の中間という意味の場合もある。

概要[編集 | ソースを編集]

ニアラインとはオンラインオフラインの中間という意味である。障害発生時に即座にオンラインになれるように待機している機材などを指して使われる。たとえば、あるメインで使っているディスクアレイバックアップを、LTODATなどのテープではなく、別のディスクアレイで取る場合に使われるバックアップ用のストレージを指して「ニアラインストレージ」などと言う。HDDバックアップHDDで取ればテープより復旧が速いであろうという期待を込めた単語である。

また、法人向けと個人向けの中間的な製品という意味の場合もある。たとえば大企業向けの高信頼性をうたいボッタクリ価格少量生産で非常に高価なエンタープライズ向けHDDよりは安く、普通のパソコンで使われているデスクトップ向けHDDよりは高信頼という製品を指して「ニアライン向けHDD」などと呼ぶ。

大雑把にいえば松竹梅の竹である。

関連項目[編集 | ソースを編集]

参考文献[編集 | ソースを編集]