「ルックアップテーブル」の版間の差分

提供: MonoBook
ナビゲーションに移動 検索に移動
imported>GamerBook
imported>Fallout New Tokyo
1行目: 1行目:
'''ルックアップテーブル'''(Look Up Table、LUT)とは、定型的な答えをあらかじめ計算しておき、[[配列]]などに格納しておくことで、計算量を最小限にしようという[[プログラミング]]の高速化技法のひとつである。
+
'''ルックアップテーブル'''([[英語]]:Look Up Table、略称:[[LUT]])とは、定型的な答えをあらかじめ計算しておき、[[配列]]などに格納しておくことで、計算量を最小限にしようという[[プログラミング]]の高速化技法のひとつである。
  
たとえば[[引数]]に[[整数値]]を取る[[コサイン]][[関数]]であれば、あらかじめ0度から359度までの[[コサイン]]の値を1度刻みで配列に格納しておき、コサイン関数の中では計算せずに配列を参照し値を返すなどという使われ方をする。
+
== 概要 ==
 +
たとえば[[引数]]に[[整数値]]を取る[[コサイン]][[関数]]であれば、あらかじめ0度から359度までの[[コサイン]]の値を1度刻みで[[配列]]に格納しておき、コサイン関数の中では計算せずに配列を参照し値を返すなどという使われ方をする。
  
 
計算量の多い[[画像処理]]や、正確さより高速さが重要な[[ゲーム]]などでは多用される傾向がある。
 
計算量の多い[[画像処理]]や、正確さより高速さが重要な[[ゲーム]]などでは多用される傾向がある。

2014年2月26日 (水) 01:03時点における版

ルックアップテーブル英語:Look Up Table、略称:LUT)とは、定型的な答えをあらかじめ計算しておき、配列などに格納しておくことで、計算量を最小限にしようというプログラミングの高速化技法のひとつである。

概要

たとえば引数整数値を取るコサイン関数であれば、あらかじめ0度から359度までのコサインの値を1度刻みで配列に格納しておき、コサイン関数の中では計算せずに配列を参照し値を返すなどという使われ方をする。

計算量の多い画像処理や、正確さより高速さが重要なゲームなどでは多用される傾向がある。

関連項目

参考文献