「96Boards」の版間の差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
(ページの作成:「'''96Boards'''とは、シングルボードコンピューター向けのUEFIやDebian Linuxを作成している団体であるLinaroが公開してい...」) |
|||
(同じ利用者による、間の1版が非表示) | |||
9行目: | 9行目: | ||
=== コンシューマー === | === コンシューマー === | ||
* [[HiKey Board]] | * [[HiKey Board]] | ||
− | *: 96Boardsに準拠した製品一番乗りである。[SoC]には[[HiSilicon]]の[[Kirin 6220]]を採用している。CircuitCo製([[メモリ]]1GB、[[eMMC]]4GB)と、LeMaker製(メモリ2GB、eMMC8GB)の2種類が存在する。どちらも[[Wi-Fi]]と[[Bluetooth]]のモジュールに[[技適]]を取得しているものが使われている。 | + | *: 96Boardsに準拠した製品一番乗りである。[[SoC]]には[[HiSilicon]]の[[Kirin 6220]]を採用している。CircuitCo製([[メモリ]]1GB、[[eMMC]]4GB)と、LeMaker製(メモリ2GB、eMMC8GB)の2種類が存在する。どちらも[[Wi-Fi]]と[[Bluetooth]]のモジュールに[[技適]]を取得しているものが使われている。 |
* [[DragonBoard 410c]] | * [[DragonBoard 410c]] | ||
*: [[Qualcomm]]製の96Boardsで、当然ながら自社の[[Snapdragon 410]]を搭載している。これも[[Wi-Fi]]と[[Bluetooth]]のモジュールに[[技適]]を取得しているものが使われている。 | *: [[Qualcomm]]製の96Boardsで、当然ながら自社の[[Snapdragon 410]]を搭載している。これも[[Wi-Fi]]と[[Bluetooth]]のモジュールに[[技適]]を取得しているものが使われている。 | ||
16行目: | 16行目: | ||
=== エンタープライズ === | === エンタープライズ === | ||
− | * LeMaker Cello | + | エンタープライズエディションはどちらかというと[[Micro ATX]]や[[Mini-ITX]]などの[[PCケース]]や[[マザーボード]]の端子位置の規格に近いものとなっている。 |
− | * Husky Board | + | * [[LeMaker Cello]] |
+ | * [[Husky Board]] | ||
== 関連項目 == | == 関連項目 == |
2016年6月16日 (木) 02:54時点における最新版
96Boardsとは、シングルボードコンピューター向けのUEFIやDebian Linuxを作成している団体であるLinaroが公開しているハードウェアの基本仕様(ベースとなる設計図)である。いわゆるオープンハードウェアである。
概要[編集 | ソースを編集]
96Boardsはオープンハードウェアの仕様であり、これを元にした様々な製品が登場している。 96Boardsの仕様は大きく分けて2種類存在し、Raspberry Piに似たシンプルなコンシューマーエディションと、LAN端子をモリモリ搭載しスマートハブを作ったり、SATA端子をモリモリ搭載しRAIDケースを作ったりできるエンタープライズエディションが存在する。 コンシューマーエディションも基本的にRaspberry Piより高価な製品が中心となる。
主な製品[編集 | ソースを編集]
コンシューマー[編集 | ソースを編集]
- HiKey Board
- DragonBoard 410c
- Qualcomm製の96Boardsで、当然ながら自社のSnapdragon 410を搭載している。これもWi-FiとBluetoothのモジュールに技適を取得しているものが使われている。
- Bubblegum-96
- 廃スペック。SoC以外はほぼHiKey Boardと同じパーツ構成でありWi-FiとBluetoothのモジュールにはHiKey Boardと同じもので技適を取得しているものが使われている。
エンタープライズ[編集 | ソースを編集]
エンタープライズエディションはどちらかというとMicro ATXやMini-ITXなどのPCケースやマザーボードの端子位置の規格に近いものとなっている。