「COOL (C like Object Oriented Language)」の版間の差分

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'''COOL'''(くーる)とは、[[C Sharp|C#]]の[[コードネーム]]である。
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'''COOL'''(読み:くーる)とは、[[C Sharp|C#]]の[[コードネーム]]である。
  
 
== 概要 ==
 
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[[アンダース・ヘルスバーグ]]によると、COOLという名称は「C like Object Oriented Language」の頭字語であるという。
 
[[アンダース・ヘルスバーグ]]によると、COOLという名称は「C like Object Oriented Language」の頭字語であるという。
  
これを意訳すると「[[C言語]]に似せた[[Object Pascal]]」という意味であり、具体的には[[Pascal]]系の[[プログラミング言語]]に恐怖心を抱いている[[C言語]]系の[[プログラミング言語]]を主体とする[[プログラマー]]に対して「C言語とほぼ同じだよ、簡単だよ、簡単」と騙して[[デスマーチ]]に陥りそうなプロジェクトに誘い込むための罠、という意味である。
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これを意訳すると「[[C言語]]に似せた[[Object Pascal]]」という意味であり、具体的には[[Pascal]]系の[[プログラミング言語]]に恐怖心を抱いている[[C言語]]系の[[プログラミング言語]]を主体とする[[プログラマー]]に対して「[[C言語]]とほぼ同じだよ、簡単だよ、簡単」と騙して[[デスマーチ]]に陥りそうなプロジェクトに誘い込むための罠、という意味である。
  
 
本来であれば[[C Sharp|C#]]は[[コードネーム]]そのまま「COOL」という名称で世に現れる予定であったが、NASAのジョンソン宇宙センターで密かに使われている「[[COOL (Classroom Object Oriented Language)]]」という[[プログラミング言語]]が既にあることがわかり、紛らわしいので別名にするになったと言い伝えられている。
 
本来であれば[[C Sharp|C#]]は[[コードネーム]]そのまま「COOL」という名称で世に現れる予定であったが、NASAのジョンソン宇宙センターで密かに使われている「[[COOL (Classroom Object Oriented Language)]]」という[[プログラミング言語]]が既にあることがわかり、紛らわしいので別名にするになったと言い伝えられている。

2014年3月3日 (月) 05:43時点における最新版

COOL(読み:くーる)とは、C#コードネームである。

概要[編集 | ソースを編集]

アンダース・ヘルスバーグによると、COOLという名称は「C like Object Oriented Language」の頭字語であるという。

これを意訳すると「C言語に似せたObject Pascal」という意味であり、具体的にはPascal系のプログラミング言語に恐怖心を抱いているC言語系のプログラミング言語を主体とするプログラマーに対して「C言語とほぼ同じだよ、簡単だよ、簡単」と騙してデスマーチに陥りそうなプロジェクトに誘い込むための罠、という意味である。

本来であればC#コードネームそのまま「COOL」という名称で世に現れる予定であったが、NASAのジョンソン宇宙センターで密かに使われている「COOL (Classroom Object Oriented Language)」というプログラミング言語が既にあることがわかり、紛らわしいので別名にするになったと言い伝えられている。

その際に挙げられた別名には以下のような物があるという。

  • EC(いーしー)
  • C2(しーすくうぇあ)
  • C3(しーきゅーぶ)
  • Cs(しーせしうむ) - あやしいお米で有名なセシウムさんである。
  • C♯(しーしゃーぷ) - ※音楽記号

この中でCシャープ(音楽記号)は近くでよーくよーく見ると「C++++」のように見えたため「C♯」にほぼ決定した。[1][2]

ただし「♯」という音楽記号は、一部の地域で用いられているフォントブラウザなどの技術的な制約があり、また標準的なキーボードには存在せず入力が難しいため、発音については「シャープ」であるが、その表記については「♯(シャープ)」ではなく「#(ナンバー)」を採用したとしている。[3]

関連項目[編集 | ソースを編集]

参考文献[編集 | ソースを編集]