「HiSilicon K3V2」の版間の差分

提供: MonoBook
ナビゲーションに移動 検索に移動
 
(同じ利用者による、間の2版が非表示)
1行目: 1行目:
 
'''HiSilicon K3V2'''とは、 2012年に中国の[[HiSilicon]]から発売した[[SoC]]である。
 
'''HiSilicon K3V2'''とは、 2012年に中国の[[HiSilicon]]から発売した[[SoC]]である。
 
  
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
16行目: 15行目:
 
[[CPU]]は平均的な速度がでる。
 
[[CPU]]は平均的な速度がでる。
  
[[GPU]]は非常識なほど独自拡張が施された[[OpenGL ES]]を採用しており、Snapdragonなどを前提としているゲームはほぼ動かない。
+
[[GPU]]は非常識なほど独自拡張が施された[[OpenGL ES]]を採用しており、[[Snapdragon]]などを前提としているゲームはほぼ動かない。
 
ただし独自拡張に対応すれば驚くほど高速動作する。
 
ただし独自拡張に対応すれば驚くほど高速動作する。
 
[[ドラゴンクエストX]]の[[Android]]版が本製品を推奨としていたくらいである。
 
[[ドラゴンクエストX]]の[[Android]]版が本製品を推奨としていたくらいである。
  
 
なお驚くことにK3V2は[[Antutu]]や[[Passmark]]などの有名どころの[[ベンチマーク]]以外では[[Snapdragon 810]]より速い結果となる。
 
なお驚くことにK3V2は[[Antutu]]や[[Passmark]]などの有名どころの[[ベンチマーク]]以外では[[Snapdragon 810]]より速い結果となる。
2012年の中国製SoCが、2015年の米国製SoCより速い。
+
2012年の中国製SoCが、2015年の米国製SoC、それもハイエンド製品より速い。
 
そんな馬鹿なと思うかもしれないが、それが[[Snapdragon 810]]なんだよね。
 
そんな馬鹿なと思うかもしれないが、それが[[Snapdragon 810]]なんだよね。
これは[[Cortex-A9]]が[[Cortex-A54]]より高速であるためである。
+
これは[[Cortex-A9]]が[[Cortex-A53]]より高速であるためである。
  
 
== 主な日本での採用端末 ==
 
== 主な日本での採用端末 ==

2021年3月10日 (水) 03:52時点における最新版

HiSilicon K3V2とは、 2012年に中国のHiSiliconから発売したSoCである。

概要[編集 | ソースを編集]

K3V2は Cortex-A9を採用したARMアーキテクチャSoCである。 主にHiSiliconの親会社であるHuaweiスマートフォンタブレットに採用された。 2012年の代物である。

主なスペック[編集 | ソースを編集]

CPUは平均的な速度がでる。

GPUは非常識なほど独自拡張が施されたOpenGL ESを採用しており、Snapdragonなどを前提としているゲームはほぼ動かない。 ただし独自拡張に対応すれば驚くほど高速動作する。 ドラゴンクエストXAndroid版が本製品を推奨としていたくらいである。

なお驚くことにK3V2はAntutuPassmarkなどの有名どころのベンチマーク以外ではSnapdragon 810より速い結果となる。 2012年の中国製SoCが、2015年の米国製SoC、それもハイエンド製品より速い。 そんな馬鹿なと思うかもしれないが、それがSnapdragon 810なんだよね。 これはCortex-A9Cortex-A53より高速であるためである。

主な日本での採用端末[編集 | ソースを編集]

関連項目[編集 | ソースを編集]

参考文献[編集 | ソースを編集]