「Q学習」の版間の差分

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Q学習で[[ググる]]と小難しい説明が多いようだが、大雑把にいえば、
 
Q学習で[[ググる]]と小難しい説明が多いようだが、大雑把にいえば、
関数qは、ある状況sにおいて、行動aを選択した場合の結果を得点として返す。
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関数qは、ある状況sにおいて、行動aを選択した場合の結果を得点(報酬)として返す。
 
このQ(s,a)関数の行動aを変えまくって最高得点が出るパターンを力技で見つけるというものである。
 
このQ(s,a)関数の行動aを変えまくって最高得点が出るパターンを力技で見つけるというものである。
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「力こそパワー」である。
 
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勉強に近道はないということだな。
 
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2015年2月26日にグーグルが、
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2015年2月26日にグーグルでAlphaGoを作った人たちが、
古典的なQ学習を、流行りの[[ディープラーニング]]に喰わせた「[[DQN (Deep Q Network)]]」という画期的な人工知能を発表し、とくに日本で話題となった<ref name="yahoo">[http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150226-00000001-withnews-sci Yahoo!ニュース グーグル開発の人工知能、その名も「DQN」ネットでは「命名事故?」「奇跡的」]</ref>。なお、[[DQN]]の実装例としては[[Google]]の[[AlphaGo]]が有名であり、かなり賢い模様である。
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古典的なQ学習を、流行りの[[ディープラーニング]]に喰わせた「[[DQN (Deep Q Network)]]」という画期的な人工知能を発表し、とくに日本で話題となった<ref>[https://news.yahoo.co.jp/pickup/6151054 Yahoo!ニュース グーグル開発の人工知能、その名も「DQN」ネットでは「命名事故?」「奇跡的」]</ref><ref>[http://getnews.jp/archives/1481281 Google人工知能「賢いDQN」にネット困惑]</ref>。
  
 
== 関連項目 ==
 
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[[category: 機械学習]]
 
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2017年3月29日 (水) 02:34時点における最新版

Q学習英語:q-learning)とは、機械学習の手法のひとつである。

概要[編集 | ソースを編集]

Q学習は古典的な機械学習手法である。

Q学習でググると小難しい説明が多いようだが、大雑把にいえば、 関数qは、ある状況sにおいて、行動aを選択した場合の結果を得点(報酬)として返す。 このQ(s,a)関数の行動aを変えまくって最高得点が出るパターンを力技で見つけるというものである。 「力こそパワー」である。

Q(s, a)

行動aの試行回数を多くすれば性能は次第に向上する。 勉強に近道はないということだな。

2015年2月26日にグーグルでAlphaGoを作った人たちが、 古典的なQ学習を、流行りのディープラーニングに喰わせた「DQN (Deep Q Network)」という画期的な人工知能を発表し、とくに日本で話題となった[1][2]

関連項目[編集 | ソースを編集]

参考文献[編集 | ソースを編集]