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(ページの作成:「'''李信恵'''(英語:Lee Sinhae、読み:り しね、1971年8月18日<ref name="yayori">[http://www.labornetjp.org/news/2014/1129yayori やより賞・やよ...」)
 
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'''フェアユース'''([[英語]]:fair use)とは、アメリカ合衆国などの先進各国の著作権法で定められた「公正な利用」と呼ばれるもので、一定条件をクリアすることで著作権侵害にならないとする規定のことである。なお、[[日本]]の著作権法には存在しないものである。
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'''李信恵'''([[英語]]:Lee Sinhae、読み:り しね、1971年8月18日<ref name="yayori">[http://www.labornetjp.org/news/2014/1129yayori やより賞・やよりジャーナリスト賞決定〜ユン・チエンリーさん・李信恵さん]</ref> - )とは東大阪市出身<ref name="yayori"/>の韓国籍在日朝鮮人活動家である。
  
== 概要 ==
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== 人物 ==
著作権所有者の許可なく[[著作物]]を使用できるかどうかのルールは国によって異なる。
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大阪芸術大学卒。大学在学中より女性誌や地域情報誌でライターとして活動する。卒業後は、フリーライターとして、[[インターネット]]のニュースサイト([[アジアプレス]]、[[サーチナ]]、[[ガジェット通信]])や、[[日刊ゲンダイ]]に執筆している。[[日本]]国内においての差別問題、慰安婦問題、教育問題などに関する分野の執筆を主に行う。2014年12月にはやよりジャーナリスト賞を受賞<ref name="yayori"/><ref>[http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/?p=4931 週刊金曜日ニュース» ブログアーカイブ » 第10回やより賞に運建立さん選ばれる]</ref>。
たとえば米国では、解説、批評、研究、教育、ニュース報道での使用はフェアユースと見なされる。
 
考え方は似ていますが、仕組みが若干異なる[[フェアディーリング]]を定めた国もある。
 
  
裁判所では、それぞれのケースの事実に基づいて、フェアユースかどうかを判断する。
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2014年8月18日、民族差別的な発言で名誉を傷つけられたなどとして、[[在特会]][[桜井誠]]元会長および在特会に550万円、[[保守速報]]の運営者に2200万円の損害賠償を求める訴訟を大阪地裁に起こした<ref name="huffingtonpost20140819">[http://www.huffingtonpost.jp/2014/08/18/hate-speech_n_5689845.html 「李信恵さん、在特会と保守速報を提訴 ヘイトスピーチめぐり計2750万円の損害賠償求める」][[ハフィントンポスト]]、2014年08月19日。</ref><ref name="Asahi20140818">{{cite news| archiveurl=http://web.archive.org/web/20140818123146/http://www.asahi.com/articles/ASG8L4RH7G8LPTIL00V.html| archivedate=2014-8-18| url=http://www.asahi.com/articles/ASG8L4RH7G8LPTIL00V.html| title=「ヘイトスピーチ、在特会など提訴 在日朝鮮人女性」| newspaper=朝日新聞デジタル| date=2014年8月18日}}</ref><ref name="Mainichi20140818">『ヘイトスピーチ:大阪の女性が提訴…「歯止めにしたい」』、毎日新聞、2014年8月18日。</ref><ref>{{cite news| date=2014-8-15| url=http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140815-00000004-mai-soci| archiveurl=https://archive.is/PEzEV| archivedate=2014-8-15| newspaper=Yahoo!Japan| agency=毎日新聞電子版| accessdate=2015年4月1日| title=<ヘイトスピーチ>ネット発言で在特会提訴へ 在日女性}}</ref>。李の訴えによれば、桜井誠は神戸市での街宣活動および短文投稿サイトにて、民族・性別・年齢を侮辱する発言・書き込みを行い、保守速報も民族性を侮辱する書き込みをまとめ記事に掲載した、という<ref name="Asahi20140818"/>。550万円の提訴を受けた桜井誠は「(李信恵による)ネット上でのでたらめな記事について反訴を予定している」とコメントした<ref>http://www.sankei.com/west/news/140818/wst1408180017-n1.html</ref>。
[[YouTube]][[ニコニコ動画]][[著作権]]で保護された素材を含む[[動画]][[アップロード]]する前に、専門家から法律上のアドバイスを受けることをおすすめする。
 
  
== フェアユースの4要素 ==
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2015年1月には自身の初の著書として『#鶴橋安寧―アンチ・ヘイト・クロニクル』を影書房より出版した<ref>[http://www.kageshobo.co.jp/main/books/tsuruhashiannei.html 影書房 書籍紹介]</ref>。この書の[[Amazon.co.jp|Amazon]]レビューに、李に対する誹謗中傷が書き込まれる事態となり、影書房からAmazonに対し、削除の要請を行っている<ref>[http://www.j-cast.com/2015/01/21225852.html アマゾン「カスタマーレビュー」に問題書き込み 出版社が「デマ記載と誹謗中傷」だとして削除要請 : J-CASTニュース]</ref>。
著作物の利用がフェアユースになるか否かについては少なくとも以下のような4要素を判断指針とする。
 
一般的に「批評」「解説」「ニュース報道」「教授(教室での利用のための複数のコピー作成行為を含む)」「研究」「調査」などを目的とする場合は、よほどの事がないかぎり以下の4条件に該当するためフェアユースを認められる。
 
  
下で示された4要素はあくまで例示に過ぎず、5つ目以降の要素を検討することも認められている。
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2016年4月、[[週刊実話]]誌上に「2014年12月、反差別活動に関わっていた仲間の一人に言い掛かりを付け、全治3週間の重傷を負わせた。その後、周辺が当事件の隠蔽工作を図ったものの、事件に関わった2名は罰金刑に処せられた」旨の記事が掲載されたが、即日「李信恵氏が『加害者でかかわって』いたという事実はなく誤りでした」との訂正・謝罪メッセージが出版元のWebサイト上に掲載された<ref>[http://megalodon.jp/2016-0429-0005-27/www.nihonjournal.jp/web/jituwa_201618/index.html 週刊実話(2016年5月12・19日合併号(56~57ページ))NEWS SCRAMBLE「政治『暴力事件を増加させそうな自公提出ヘイトスピーチ規制法案のザルっぷり』」]</ref>。李がこの事件の被害者に宛てた直筆の謝罪文が公表されており、李は自筆であると認めた上で、自身の公式ツイッターで、「友人同士だった人がトラブルとなり、暴力を振るわれた人に対して、止めることが出来なかったから謝罪文を書いた」旨の記載理由を明かしている<ref>[http://megalodon.jp/2016-0430-2305-47/https://twitter.com:443/rinda0818/status/726046626905628672?lang=ja 公式ツイッター - 2016年4月29日(6時52分)発信分]</ref>。また自身の公式ツイッターでこの事件との関わりを認め、リンチ事件であったことを否定し、警察の調べにより不起訴になったと主張している<ref>https://twitter.com/rinda0818/status/730408649684738048?lang=ja</ref><ref>https://twitter.com/rinda0818/status/730418456663756805?lang=ja</ref>。
=== 利用の目的と特性===
 
大雑把にいえば「営利」か「非営利」かという条件である。
 
その利用が「変形的」であるかどうか、つまり新しい表現や意味がオリジナルのコンテンツに追加されているかどうか、あるいはオリジナルのコンテンツのコピーにすぎないかどうかという点を重視する。営利目的での利用の場合はフェアユースと見なされる可能性が低くなる。
 
  
=== 著作物の性質 ===
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== 著書 ==
大雑把にいえば「ドキュメンタリー」か「フィクション」かという条件である。
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* 『#鶴橋安寧―アンチ・ヘイト・クロニクル』 影書房、2015年。ISBN 978-4877144531。
事実に基づくドキュメンタリー作品である場合は、フィクション作品に比べフェアユースであると認められる可能性が高くなる。
 
 
 
=== 著作権で保護されているその作品全体に対する利用部分の比率 ===
 
大雑把にいえば「追加した部分の量」が半分以上かという条件である。
 
オリジナルの作品から引用するコンテンツがごく一部である場合は、コンテンツの大半を引用する場合に比べフェアユースであると認められる可能性が高くなる。
 
ただし、ごく一部の利用であっても、それが作品の「本質的」な部分である場合は、時としてフェアユースではないと判断されることもある。
 
 
 
=== 著作物の潜在的市場または価値に対する使用の影響 ===
 
大雑把にいえば「[[風評被害]]」にあたるかという条件である。
 
オリジナルの作品から受けることができる利益を損ねるような利用はフェアユースであると認められる可能性は低くなる。
 
ただし政治思想的な意味を込めた風刺画はパロディであるとしてフェアユースと認めることもある。
 
 
 
== 各国の法制 ==
 
=== 日本 ===
 
2010年に麻生太郎がフェアユースを作ると宣言したが法学界の猛反対により頓挫した。
 
 
 
=== イギリス ===
 
アメリカのフェアユースと非常に似ている。しかしイギリスでは、その範囲を教育などの非営利に特化し、営利目的は一切認めないという規定になっている。
 
 
 
=== イスラエル ===
 
イスラエルでは2007年にアメリカとほぼ同じ条件で導入された。
 
  
 
== 関連項目 ==
 
== 関連項目 ==
* [[ライセンス]]
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* [[しばき隊リンチ事件(十三ベース事件)]]
  
 
== 参考文献 ==
 
== 参考文献 ==
 
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== 外部リンク ==
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* [https://twitter.com/rinda0818/ 李信恵 이(리)신혜 (twitter)]
  
 
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2016年5月30日 (月) 06:27時点における最新版

李信恵英語:Lee Sinhae、読み:り しね、1971年8月18日[1] - )とは東大阪市出身[1]の韓国籍在日朝鮮人活動家である。

人物[編集 | ソースを編集]

大阪芸術大学卒。大学在学中より女性誌や地域情報誌でライターとして活動する。卒業後は、フリーライターとして、インターネットのニュースサイト(アジアプレスサーチナガジェット通信)や、日刊ゲンダイに執筆している。日本国内においての差別問題、慰安婦問題、教育問題などに関する分野の執筆を主に行う。2014年12月にはやよりジャーナリスト賞を受賞[1][2]

2014年8月18日、民族差別的な発言で名誉を傷つけられたなどとして、在特会桜井誠元会長および在特会に550万円、保守速報の運営者に2200万円の損害賠償を求める訴訟を大阪地裁に起こした[3][4][5][6]。李の訴えによれば、桜井誠は神戸市での街宣活動および短文投稿サイトにて、民族・性別・年齢を侮辱する発言・書き込みを行い、保守速報も民族性を侮辱する書き込みをまとめ記事に掲載した、という[4]。550万円の提訴を受けた桜井誠は「(李信恵による)ネット上でのでたらめな記事について反訴を予定している」とコメントした[7]

2015年1月には自身の初の著書として『#鶴橋安寧―アンチ・ヘイト・クロニクル』を影書房より出版した[8]。この書のAmazonレビューに、李に対する誹謗中傷が書き込まれる事態となり、影書房からAmazonに対し、削除の要請を行っている[9]

2016年4月、週刊実話誌上に「2014年12月、反差別活動に関わっていた仲間の一人に言い掛かりを付け、全治3週間の重傷を負わせた。その後、周辺が当事件の隠蔽工作を図ったものの、事件に関わった2名は罰金刑に処せられた」旨の記事が掲載されたが、即日「李信恵氏が『加害者でかかわって』いたという事実はなく誤りでした」との訂正・謝罪メッセージが出版元のWebサイト上に掲載された[10]。李がこの事件の被害者に宛てた直筆の謝罪文が公表されており、李は自筆であると認めた上で、自身の公式ツイッターで、「友人同士だった人がトラブルとなり、暴力を振るわれた人に対して、止めることが出来なかったから謝罪文を書いた」旨の記載理由を明かしている[11]。また自身の公式ツイッターでこの事件との関わりを認め、リンチ事件であったことを否定し、警察の調べにより不起訴になったと主張している[12][13]

著書[編集 | ソースを編集]

  • 『#鶴橋安寧―アンチ・ヘイト・クロニクル』 影書房、2015年。ISBN 978-4877144531。

関連項目[編集 | ソースを編集]

参考文献[編集 | ソースを編集]

  1. 1.0 1.1 1.2 やより賞・やよりジャーナリスト賞決定〜ユン・チエンリーさん・李信恵さん
  2. 週刊金曜日ニュース» ブログアーカイブ » 第10回やより賞に運建立さん選ばれる
  3. 「李信恵さん、在特会と保守速報を提訴 ヘイトスピーチめぐり計2750万円の損害賠償求める」ハフィントンポスト、2014年08月19日。
  4. 4.0 4.1 “「ヘイトスピーチ、在特会など提訴 在日朝鮮人女性」”. 朝日新聞デジタル. (2014年8月18日). オリジナル2014年8月18日時点によるアーカイブ。. http://web.archive.org/web/20140818123146/http://www.asahi.com/articles/ASG8L4RH7G8LPTIL00V.html 
  5. 『ヘイトスピーチ:大阪の女性が提訴…「歯止めにしたい」』、毎日新聞、2014年8月18日。
  6. “<ヘイトスピーチ>ネット発言で在特会提訴へ 在日女性”. Yahoo!Japan. 毎日新聞電子版. (2014年8月15日). オリジナル2014年8月15日時点によるアーカイブ。. https://archive.is/PEzEV 2015年4月1日閲覧。 
  7. http://www.sankei.com/west/news/140818/wst1408180017-n1.html
  8. 影書房 書籍紹介
  9. アマゾン「カスタマーレビュー」に問題書き込み 出版社が「デマ記載と誹謗中傷」だとして削除要請 : J-CASTニュース
  10. 週刊実話(2016年5月12・19日合併号(56~57ページ))NEWS SCRAMBLE「政治『暴力事件を増加させそうな自公提出ヘイトスピーチ規制法案のザルっぷり』」
  11. 公式ツイッター - 2016年4月29日(6時52分)発信分
  12. https://twitter.com/rinda0818/status/730408649684738048?lang=ja
  13. https://twitter.com/rinda0818/status/730418456663756805?lang=ja

外部リンク[編集 | ソースを編集]