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'''ピート・ハリソンさん(38歳・ピザ)''' ハリソンは携帯電話の販売店を経営しています。 利益が出たときに溜まった借金を一部返済してきました。 多額の借金を抱えていても事業がうまく行けばいずれなんとかなると楽観的に考えています。 分不相応な暮らし方だとはわかっているよ。 でもそれがアメリカさ。 ロブスターやステーキをたらふく食べて、いいクルマに乗って、大いに楽しんで、心地よく暮せばいいんだよ。 節約して節約して生きるのもいいけど、60歳まで節約して、ある日突然クルマにひかれてしまったら何も楽しめないまま死んでいくことになるでしょ。 プール付きの自宅に、気持ちの良い泡が出るジャグジー。 フロリダ州タンパに住むピート・ハリソンさん33歳です。 このジャグジーは60万円。[[クレジットカード]]で買いました。 <amazon>屋外 ジャグジー</amazon> ハリソン氏は[[クレジットカード]]を使って収入以上の生活を楽しんでいます。 ようこそ我が家へ。 僕は色んなものを[[クレジットカード]]で買ってきたんだ。 このテーブルは2700ドル、シャンデリアは700ドル、[[クレジットカード]]で買った。 ソファーは2000ドル、これも[[クレジットカード]]。 このテーブルは900ドル、もちろん[[クレジットカード]]。 この食器棚は2700ドル、これも[[クレジットカード]]。 僕らの結婚式も[[クレジットカード]]、これは2万5000ドルしたよ。 この部屋にあるものは全部[[クレジットカード]]で買ったということだね。 3日に1度は高級レストランで食事をします。 この支払も[[クレジットカード]]です。 いまやカード会社からの借金総額は1千万円を超えるてしまいました。 しかしハリソンさんは毎月20万円程度しか支払っていません。 なぜこの生活を続けられるのか。 [[ミニマムペイメント]]と呼ばれる独特の仕組みがあるからです。 [[ミニマムペイメント]]とは借金の2%程度を払えば残りの支払いを先送りできる仕組みです。 最初に借りた金額を1000万円とすると、2%、20万円を払えば残金は次の月に先送りできます。 先送り分には金利が乗りますが、2%を払えばさらに先送りすることができます。 ハリソンさんはこの制度を利用して支払いの先送りを続けてきました。 <amazon>クレジットカード ビジネス</amazon> このカードは3000ドルまで。 こっちは7000ドルが限度だね。 カードにはそれぞれ利用できる限度額があります。 そのためハリソンさんは限度額を使い切ると新たに別のカードに加入します。 こうして手持ちのカードは今や15枚に達しています。 15枚の[[クレジットカード]]を使って収入以上の生活を楽しむピート・ハリソンさん。 アイスクリームからスープまで何でも作れるという謳い文句に惹かれ、さっそく買うことにしました。 しかし使えると思っていたカードが使えません。 カードの限度額を超えていたのです。 ようやく3枚目のカードで買うことができました。 カードを使い続けることに不安を感じ始めたハリソンさん。 16枚目のカードを作ることにしました。 返済額が膨らむ中でハリソンさんはやりくりに困り一部の支払いを滞らせていました。 そこを指摘されたのです。 これまでは何の苦労もなくカードを増やしてきたハリソンさん。 予想外のことでした。 カード会社は金利収入を増やすため、どんどんカードを発行します。 しかし加入者が返済できなくなりそうになると態度を一変させます。 新たなカードが作れなくなったとき、カードに依存する生活は一気に破綻します。 あとには莫大な借金が残るのです。 <movie>https://www.youtube.com/watch?v=LcnxkUhBSMM</movie> == 関連項目 == * [[ミニマムペイメント]] * [[月利と年利の換算表]] * [[マクドナルド難民]] * [[ITドカタ]] * [[一般国民]] <amazon>カード破産</amazon> [[category: 金融]]
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