「Flutter」の版間の差分
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2018年8月1日 (水) 04:48時点における最新版
Flutterとは、Googleが公開したオープンソースのスマホアプリ開発ツールである。FlutterはAndroid StudioやVisual Studio Codeのプラグインとして提供されており、それらにFlutterを入れると統合開発環境みたいになる。プログラミング言語にはGoogleの「Dart」が採用されている。
概要[編集 | ソースを編集]
Flutterの最大の特徴は、ビルドに際しても、実行に際しても「Javaを使っていない」点である。これによりAndroid SDKの問題点であったJDK依存が無くなり、さらにAndroid端末の性能を引き出せない問題の根源であったDalvikもARTも必要なくなる。NDKを使ったベンチマークではAndroid端末がiPhoneを圧倒しているにもかかわらず、Google Playにある99%のJavaで書かれたアプリはiOS版にボロ負けという状況が改善する。
また、Flutterで開発したアプリはAndroidだけでなく、iOSでも動くし、さらにいえばFuchsiaでも動く。Xamarinもビックリである。
FlutterとFuchsiaのキーワードは「Javaからの開放」であろう。Androidといえば一部でKotlinが持て囃されていたが、結局の所これもJavaに依存していた。根本的な解決には至っていなかった。Flutterをプログラマに使ってもらうことで「Androidアプリ作ってたらFuchsiaアプリ作ってた」という状況を作り出しFuchsiaへスムーズに移行させる計画なのであろう。