「ピピンアットマーク」の版間の差分
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2018年12月19日 (水) 01:28時点における版
ピピンアットマークとは、バンダイとアップルが共同開発した家庭用ゲーム機である。米国および欧州では「ピピンアットワールド」という製品名で販売された。
概要
日本で発売されたピピンアットマークは当時のMacintoshと同じプラチナカラー(白色)が用いられた。一方、海外向けのピピンアットワールドでは灰色が用いられている。
ピピンアットマークでは専用のソフトウェアに加え、 CD-ROMから直接できる漢字Talk 7.5(MacOS 7.5)対応のソフトウェアを利用できる。ハードディスクにインストールが必要なソフトウェアは動かない。
先行したセガサターンやプレイステーションより低性能でありながら高価格で、 MacやPCと比べると低性能すぎなうえに制限も多く実用的ではなく、 さらに当初の販売は電話注文のみであり、 ソフトウェアの大半は漢字Talk 7.5向けの実写アダルトゲームという凄惨さを極めた。
全世界累計販売台数が4万2000台と「世界一売れなかったゲーム機」として知られる。 バンダイによると10万台くらい作ったらしい。
本体仕様
- CPU: PowerPC603 (66MHz)
- RAM: 6MB (うち1MBはVRAM)
- CD-ROM: 4倍速
- モデム: 14400bps
- 価格
- 特別ネットワークセット: 64800円(税別)
- ピピン@セット(モデムなし版):49800円(税別)