「Adobe Flash」の版間の差分
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2019年11月5日 (火) 10:13時点における版
Adobe Flashとは、アドビが開発したオーサリングツールと、その作品を動かすための仮想マシンである。
概要
WindowsではActiveXコンポーネントとしてIEに寄生することで動作した。これによりIEにはない機能を次々と可能にした。
一方、Windows以外ではまともに動かなかった。
ChromeとFirefoxのHTML5をめぐる覇権争いでJavaScriptが高速化競争になっていた傍らで、Flashは動作速度が遅いという欠点を克服できずにいた。
アップルのスティーブ・ジョブズがこのFlashの重さを理由にiPhoneでの非対応を表明したことで完全に終わった。同時期のAndroidではFlashに対応していたジョブズの言う通り完全に地雷だった。
ちなみにFlashとほぼ同じ思想で高速性を売りにしたSilverlightも時既に遅しで爆死した。
現在
オーサリングツールとしては「Adobe Animate CC」にリネームし生き残っている。 ビルドするとHTML5を吐くようになった。
HTML5に叩かれ、HTML5に滅ぼされたFlashであったが、 GUIでポチポチできるHTML5のオーサリングツールが他社から出てこなかったため、結局のところAdobe Animateの一人勝ち状態となっている。