「VideoToolbox」の版間の差分
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2019年11月28日 (木) 07:02時点における版
VideoToolboxとは、macOSやiOSなどに搭載されている動画のハードウェアエンコーダーおよびハードウェアデコーダーにアクセスするための低レベルAPI群である。
動作環境
- macOS 10.8 以降
- iOS 6.0 以降
- tvOS 10.2 以降
概要
一般的なプログラマーはまず触ることなく一生を終えるだろう。
ffmpegなどが内部的に利用しており、macでffmpegを使用する際にはコーデックに指定すると非常に高速に変換処理ができる。これらを指定するとGPUやT2チップなど適切なものが自動的に利用される。 どれが使われるかは不明。
- libx264 = h264_videotoolbox
- libx265 = hevc_videotoolbox
ffmpegで1080p動画を4K動画にアップコンバートする例。 ちなみに「-b:v」でビットレートを明示しないと残念な結果になる。
ffmpeg -i input1080p.mov -vf "scale=3840:-1:flags=lanczos+accurate_rnd,framerate=120" -c:v h264_videotoolbox -b:v 100m output2160p.mp4