「四八(仮)」の版間の差分
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だが、2年という年月を費やして熟成されたそれのクオリティは、彼らの予想を大きく上回るものであった。 | だが、2年という年月を費やして熟成されたそれのクオリティは、彼らの予想を大きく上回るものであった。 | ||
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加えて、「ランダム分岐」やまどろっこしいシナリオ解放条件などが相乗効果を生み、シナリオ達成率を上げる事を非常に困難にしている。しかも、そんな逆境にもめげず、達成率100%を目指しても、東京エリアはコンプリートできない仕様だと公式攻略本で止めを刺されてしまう始末である。 | 加えて、「ランダム分岐」やまどろっこしいシナリオ解放条件などが相乗効果を生み、シナリオ達成率を上げる事を非常に困難にしている。しかも、そんな逆境にもめげず、達成率100%を目指しても、東京エリアはコンプリートできない仕様だと公式攻略本で止めを刺されてしまう始末である。 | ||
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* スタッフロール中にもフリーズ。 | * スタッフロール中にもフリーズ。 | ||
* ロード後に画面中央に白枠が出現したら最後、ロードし直しても二度と消えることはない。 | * ロード後に画面中央に白枠が出現したら最後、ロードし直しても二度と消えることはない。 | ||
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+ | ついでに四八(仮)のせいで「学校であった怖い話」のメインキャラ達および一新したキャストの評判も落ちる。 | ||
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== 関連項目 == | == 関連項目 == | ||
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* [[プレイステーション2のゲームタイトル一覧 (2007年)]] | * [[プレイステーション2のゲームタイトル一覧 (2007年)]] | ||
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+ | '''10年に一度のクソゲー''' | ||
+ | * [[たけしの挑戦状]] - 1980年代 | ||
+ | * [[デスクリムゾン]] - 1990年代 | ||
+ | * [[四八(仮)]] - 2000年代 | ||
+ | * [[ファイナルファンタジーXIV]] - 2010年代 | ||
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2020年6月29日 (月) 06:45時点における最新版
ジャンル | クソゲー |
---|---|
対応機種 | プレイステーション2 |
開発元 |
アルカディア・プロジェクト シャノン |
発売元 | バンプレスト |
プロデューサー | 石川肇 |
ディレクター | 土生貴博 |
デザイナー | 飯島多紀哉 |
シナリオ | 飯島多紀哉 |
プログラマー | 木村武晴 |
音楽 |
鈴木克崇 ハクエイキム |
美術 | 鈴木大幸 |
人数 | 1人 |
メディア | DVD-ROM 1枚 |
発売日 | 2007年11月22日 |
対象年齢 | CERO:C(15才以上対象)(ゲームが進めない怖いバグがあるため) |
コンテンツ アイコン |
恐怖、暴力 |
四八(仮)とは、2000年代最大だと思われるクソゲーである。
目次
ストーリー[編集 | ソースを編集]
ある日、 私の元にかかって来た電話は「四八(仮)」という ゲームのサンプルモニターに当選したことを知らせるものでした。
はじめは「なんだ、普通のテキストアドベンチャーじゃん」と 思っていました。
そう、はじめは…。
電話の声は、あなたの個人情報を求めてきます。名前、家族構成、そして、出身地を…。
最初のシナリオは、そう、あなたの出身地から…。
この「四八(仮)」の世界を案内してくれる5人の「オブザーバー」から1人 を選ぶことになります。
「変な着ぐるみを着た女の子」、「迷彩服にスキンヘッドの鬼軍曹」、「ロマンスグ レーの執事」、 「男と女で全然態度が豹変するホスト君」、「ミニスカートのメイドさん」
あなたをサポートしてくれる彼ら彼女らは、一体何者なのか…。
各都道府県のシナリオ中のプレイヤーの選択肢選択や、状況により、その後のシナリオ展開は変化していく。
次々と各シナリオを進めていくと、やがて大きなうねりが生じ始め… 後にゲーム界、さらにはクソゲー界にも及ぶとは誰も予想していなかった…。
クソゲーオブザイヤー2007大賞受賞作品[編集 | ソースを編集]
「年末には魔物が潜む」
の言葉を裏付けるように、2007年も年の瀬の11月某日、満を持して登場したのが「四八(仮)」であった。 「ONI零 -戦国乱世百花繚乱-」及び「アパシー 〜鳴神学園都市伝説探偵局〜」というハイレベルな糞を排出した飯島多紀哉氏の作品ということもあり、評議会の中にはその出来を危惧期待する者も少なからず存在した。
だが、2年という年月を費やして熟成されたそれのクオリティは、彼らの予想を大きく上回るものであった。
その破壊力は四隣に響き大地は揺るぎ、水はよどみ空は深い濃霧に包まれ、胸は高鳴りブラが破れ恥ずかし乙女られたという。
シナリオ[編集 | ソースを編集]
「各都道府県の住人が語る怪談」 と言うわりには、るるぶを斜め読みして書いたような観光案内レベルの話で、 その大半がコンビニの都市伝説本にすら及ばない稚拙な内容であり、中にはゲーム紙編集部とのコラボしたネタや、過去作品や同人作品を元ネタにした第三者には理解不能な内輪ネタで構成されていた。
「自分の県の話を楽しみにしていたら、猿の紹介をされて終わった」 などの悲痛な声が続出した。
ご丁寧にも、「珍しくマシな内容」とされた話には盗作疑惑が勃発した有様だ。
システム[編集 | ソースを編集]
今時のアドベンチャーゲームならば標準搭載と言っても過言ではない「オートモード」や「既読スキップ」、「バックログ閲覧」などの機能は当然の如く未搭載。 加えて、「ランダム分岐」やまどろっこしいシナリオ解放条件などが相乗効果を生み、シナリオ達成率を上げる事を非常に困難にしている。しかも、そんな逆境にもめげず、達成率100%を目指しても、東京エリアはコンプリートできない仕様だと公式攻略本で止めを刺されてしまう始末である。
バグ[編集 | ソースを編集]
- セーブ時に「戻る」ため×ボタンを押すとフリーズ。
- ムービーに入るとフリーズ。
- スタッフロール中にもフリーズ。
- ロード後に画面中央に白枠が出現したら最後、ロードし直しても二度と消えることはない。
など、「シナリオよりもバグの方が遙かに怖い」という飯島氏の粋な計らいを存分に味わえる。
サポート[編集 | ソースを編集]
バンプレストのサポート対応も単に悪いというだけでは終わらずに、同製品の交換時に「涙を拭くためのハンカチ」を同封。 また、「セーブした後にメモカを抜き差し」などという画期的な公式対処法を提示するなど、他社とは一味違うセンスが光る。
総評[編集 | ソースを編集]
そもそもアドベンチャーゲームは、そのシンプルさゆえに、余程の電波シナリオか致命的なバグでも無い限り、クソゲーオブザイヤーへのノミネートすら難しいと言われてきた。
だが、四八(仮)は違った。 シナリオ、システム、製作サイドの香ばしさ、全てを兼ね備えていた。 まさに10年に1本あるかないかの大物である。
戦犯[編集 | ソースを編集]
- こんなクソゲーを製作したバンプレスト&アルカディア・プロジェクト&飯島多紀哉(飯島健男)
- こんなクソゲーに高い点数(26点)を付けて被害者を増やした週刊ファミ通/月刊ファミ通PS+編集部
四八(仮)による犠牲者の面々[編集 | ソースを編集]
購入者[編集 | ソースを編集]
文字通り涙目。
クソゲー選評者[編集 | ソースを編集]
四八(仮)が凄過ぎて他のクソゲーを挙げる気をそがれる。
平家蟹[編集 | ソースを編集]
四八(仮)のせいで笑い者にされる。
広島県(民)[編集 | ソースを編集]
四八(仮)のせいで笑い者にされる。
エルヴァンディアストーリー[編集 | ソースを編集]
本来ならエルヴァンディアストーリーは大賞も狙える器であったが、四八(仮)のせいで次点にされる。
過去の大賞受賞作(EP2・グギャー・PSU)[編集 | ソースを編集]
四八(仮)のせいで受賞の価値を地におとされる。
クソゲーオブザイヤースレ[編集 | ソースを編集]
四八(仮)のせいで4スレも消費され、挙句スレが荒れる。
(仮)マーク[編集 | ソースを編集]
四八(仮)のせいでゲームの意図とは違う、本来の使われ方をされる。
ONI・アバシー[編集 | ソースを編集]
四八(仮)のせいで携帯クソゲー大賞の当選が確実になる。
ゲスト作家[編集 | ソースを編集]
四八(仮)のせいで筒井康隆、水木しげる、伊藤潤二、稲川淳二、つのだじろう、木原浩勝の評判が落ちる。
ついでに四八(仮)のせいで「学校であった怖い話」のメインキャラ達および一新したキャストの評判も落ちる。
marie claire[編集 | ソースを編集]
メーカーのお茶濁し対応のせいで四八(仮)のためにハンカチを作らされる。
関連項目[編集 | ソースを編集]
10年に一度のクソゲー
- たけしの挑戦状 - 1980年代
- デスクリムゾン - 1990年代
- 四八(仮) - 2000年代
- ファイナルファンタジーXIV - 2010年代