「Linuxのシェルスクリプトで多重起動を防止する」の版間の差分

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スクリプト自体はシンプルなものなので[[bash]]でも[[zsh]]でも動くとは思う。
スクリプト自体はシンプルなものなので[[bash]]でも[[zsh]]でも動くとは思う。


[[Linux]]には[[ワンライナー]]が好きな人も多いが、あえて噛み砕いた。
<source lang="bash">
<source lang="bash">
#!/bin/sh
#!/bin/sh
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# 自分のプロセス名を得る
# 自分のプロセス名を得る
PROCESSNAME=`basename $0`
PROCESSNAME=`basename $0`
# pidofで同じプロセス名のpidたちを取得する
# pidofで同じプロセス名のpidたちを取得する
PROCESSIDS=`pidof -x $PROCESSNAME`
PROCESSIDS=`pidof -x $PROCESSNAME`
# awkで配列の要素数を数える(プロセス数を得る)
# awkで配列の要素数を数える(プロセス数を得る)
PROCESSNUM=`echo $PROCESSIDS | awk '{print NF}'`
PROCESSNUM=`echo $PROCESSIDS | awk '{print NF}'`
# プロセス数が1より大きければ多重起動
# プロセス数が1より大きければ多重起動
if [ $PROCESSNUM -gt 1 ]; then
if [ $PROCESSNUM -gt 1 ]; then

2020年7月2日 (木) 02:33時点における最新版

pidofを使っているもの。

Ubuntuなら最初から入っているはず。少なくともUbuntu 20.04 LTSは最初から入っていた。他のLinuxは知らん。

macOSでもbrewからpidofを入れれば動くと思う。試してはいない。

brew search pidof 

スクリプト自体はシンプルなものなのでbashでもzshでも動くとは思う。

Linuxにはワンライナーが好きな人も多いが、あえて噛み砕いた。

#!/bin/sh

# 自分のプロセス名を得る
PROCESSNAME=`basename $0`

# pidofで同じプロセス名のpidたちを取得する
PROCESSIDS=`pidof -x $PROCESSNAME`

# awkで配列の要素数を数える(プロセス数を得る)
PROCESSNUM=`echo $PROCESSIDS | awk '{print NF}'`

# プロセス数が1より大きければ多重起動
if [ $PROCESSNUM -gt 1 ]; then
  # 終了
  echo "multiple start"
  exit 0
fi

# main