「MediaTek Dimensity 1000」の版間の差分
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2020年8月25日 (火) 01:52時点における最新版
MediaTek Dimensity 1000(MT6889)とは、2019年11月29日にMediaTekが発表したSoCである。
主な仕様[編集 | ソースを編集]
- CPU: Cortex-A77 (2.6GHz x4コア) + Cortex-A55(2.0GHz x4コア)
- GPU: Mali-G77 (9コア、836MHz)
- メモリ: LPDDR4X (2133MHz)
- モデム: 5G SAおよび5G NSAのデュアルモードに対応、ミリ波には非対応
- 動画エンコーダー: H.264/AVC, H.265/HVEC
- 動画デコーダー : H.264/AVC, H.265/HVEC, VP-9, AV1
CPUとGPUに関しては結構なハイエンド仕様であるが、その他の部分はミドルレンジも意識した現実的な仕様となっている。メモリはLPDDR5ではなくLPDDR4、モデムも5G対応だがミリ波には非対応と、格安スマホに求められる現実的な路線で攻めてきた。
Dimensity 1000は密かにAV1のハードウェアデコードに対応している。これによりAV1対応サイトの筆頭であるYouTubeを視聴するときに帯域が半分以下になるものと思われる。
定価10万円超えでiPhoneと殴り合おうとするスマホはSnapdragon 865を搭載するだろう。一方、3万円台から5万円台くらいのスマホはこれを搭載してくるのではないかと推測される。HuaweiのKirin 990もあるが他社には提供されないだろうし。というか、Snapdragon 865はSnapdragon 810と同じ臭いがする。
主な製品[編集 | ソースを編集]
2020年3月4日に本製品を搭載したスマートフォン「OnePlus 8 Lite」が発表された。 価格は400ポンド(日本円で59800円くらい)とのこと。
関連項目[編集 | ソースを編集]
- MediaTek Dimensity 1000L(MT6885) - 省電力バージョン