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2021年5月31日 (月) 06:19 '''Platform Controller Hub''' (PCH)とは、2009年に登場した[[インテル]]の[[チップセット]]である。
大雑把にいえばPCHはそれまで[[ノースブリッジ]]と[[サウスブリッジ]]と呼ばれていた2つのチップをワンチップに統合したものである。なお、[[ノースブリッジ]]相当の機能の大部分は[[CPU]]に内蔵されたので「ノースブリッジの一部とサウスブリッジの全部」というのがより正解に近い。
第1世代の[[Core iシリーズ]]向けの[[チップセット]]である[[Intel H55]]や[[Intel P55]]などのインテル5シリーズに初めて搭載された。
第9世代のCore iシリーズからPCHが丸ごとCPUに内蔵されるようになった。CPUのダイに統合されたわけではなく、パッケージ内に同梱されているだけなので[[殻割り]]するとCPUとPCHの2このチップが出てくる。
第11世代のCore iシリーズから「[[ハイエンド]]製品は外付け」「[[ミドルレンジ]]と[[ローエンド]]はCPU内蔵」となった。
== 類似品 ==
[[AMD]]は2017年の[[Ryzen]]発売以降は単に「チップセット」と呼んでいる。[[Ryzen]]登場以前は「Fusion Controller Hub」と呼んでいた。