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2021年10月22日 (金) 02:09 '''Quake III Arena'''(読み:くうぇーく・すりー・ありーな)とは、1999年に[[id Software]]社から発売したマルチプレイヤー(オンライン対戦)に特化した一人称視点シューティングゲーム([[FPS]])である。
== 概要 ==
[[Quakeシリーズ]]の3作目であり、Quakeの初のスピンオフ作品でもある。
よくある一人用のストーリーモードがバッサリ削除され、マルチプレイ(対戦)に特化している。
一応、オフラインでシングルプレイもでき、その際は[[コンピューター]]と対戦となる。
Quake III Arenaでは前作までは豊富にあった「フィールドに落ちてるアイテム」の概念がほぼ無くなり、「[[マウス]]捌きを競う」という要素が極端に強くなった。つまり運では勝てないような調整となっている。このため発売から20年以上経過した今でもゲーム大会(通称:[[eスポーツ]])が開かれるほどである。
また、操作面ではストラフジャンプやロケットジャンプなどが追加されている。
視野角やテクスチャの詳細、敵のモデルなどを幅広くカスタマイズできる。
音楽はSonic MayhemとFront Line Assemblyの創設者であるBill Leebが担当している。
== 種類 ==
=== 公式版 ===
* [[Windows]]
* [[Classic Mac OS]] / [[MacOS X]]
* [[Linux]] = 2000年頃の[[Linuxディストリビューション]]ではサクッと動く。最近の[[Ubuntu]]などでは結構難しい。
* [[Dreamcast]]
* [[PlayStation 2]]
* [[Xbox 360]]
=== オープンソース版 ===
Quake III Arenaには非公式のオープンソース版が存在する。
オープンソース版は非公式ではあるが、開発している主要メンバーはジョン・カーマックなどのid Software関係者という陣容になっている。ようするに「動作保証はない」「動作には脱獄などが必要で壊れても知らん」というバージョンである。
オープンソース版は基本的には「公式版のないプラットフォーム向け」であり、PSPやXboxなどでサイドローディングして遊ぶ前提となっている。
2008年4月にはiOS版が公開された。
iOS版はiPhoneおよびiPod touchをジェイルブレイクしてCydiaからインストールするようになっていた。最近は「macを買ってxcodeで自分でビルドしてiPhoneにぶち込め」となっている。
2011年8月にはRaspberry Pi版も公開された。
Raspberry Pi以外のARMベースのシングルボードコンピュータでもDebian系ならたいだい動く。