「可変長」の版間の差分
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可変長のデータは、ネットワーク通信、ファイル圧縮、音声・映像データの圧縮など、様々な分野で広く使われています。 | 可変長のデータは、ネットワーク通信、ファイル圧縮、音声・映像データの圧縮など、様々な分野で広く使われています。 | ||
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2023年2月28日 (火) 02:45時点における版
可変長(かへんちょう、Variable-length)とは、データの長さが固定されていないことを表す用語です。対義語は「固定長」です。
例えば、固定長のデータでは、データの長さがあらかじめ決まっており、その長さに合わせた領域にデータが格納されます。一方、可変長のデータでは、データの長さが可変的であり、長さに応じて必要な領域にデータが格納されます。
可変長のデータは、データの効率的な利用に有効であり、例えば、可変長圧縮や可変長符号化などに広く使用されます。可変長圧縮では、同じパターンが繰り返される場合に、そのパターンを短いデータで表現することができます。可変長符号化では、出現頻度の高いデータには短い符号を、出現頻度の低いデータには長い符号を割り当てることで、データの転送効率を高めることができます。
可変長のデータは、ネットワーク通信、ファイル圧縮、音声・映像データの圧縮など、様々な分野で広く使われています。
一方で可変長は「長さを調べる処理」などが必要になるためプログラムの複雑化とそれに伴う処理速度の体が起きることがあります。CPUなどでは回路規模を小さくするため固定長が主流になりつつあります。