「TCP Checksum Offload」の版間の差分
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2012年5月15日 (火) 02:38時点における版
TCP Checksum Offload(TCO, てぃーしーぴー・ちぇっくさむ・おふろーど)とは、TCP/IPのパケットに付加されるチェックサムの計算を、CPUではなく、ネットワークカード(NIC)に任せることをいう。
負荷軽減(オフロード、off=軽減 load=負荷)手法のひとつ。 NIC上の専用ハードウェアで処理するので高速に処理することができ、かつCPUの負荷が下がる。
ただし、NICが外部にパケット送信するギリギリまで(プログラム→OS→NICの間)、TCPパケットにチェックサムが付加されていない状態(一見するとぶっ壊れている風)になるため、Wireshark(旧Ethereal)などで正常にパケットキャプチャーができなくなる(ぶっ壊れてるエラーがでまくる)。通常はNICのドライバー経由でチェックサムオフロードを使うか使わないかの設定ができるので、パケットキャプチャを使いたい場合は切っておこう。
関連項目
参考文献