「Low Level Virtual Machine」の版間の差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
imported>Administrator 細 (to) |
imported>Administrator 細 (LLVMをLow Level Virtual Machineへ移動) |
(相違点なし)
|
2012年7月2日 (月) 10:13時点における版
Low Level Virtual Machine(ろーれべるばーちゃるましーん,LLVM)とは、様々なプログラミング言語の様々なコンパイラに共通の「最適化」を提供する目的で開発されているコンパイラ基盤である。
LLVMでは様々なプログラミング言語に「共通」の「最適化」を提供するため、LLVM対応コンパイラからはLLVMが指定する中間コード形式で出力してもらうようになっている。LLVMはその中間コードに対してプラットフォーム非依存の最適化、プラットフォーム依存の最適化など段階的な最適化を行い、最終的にネイティブコードを出力する。
LLVMはRISCと非常によく似た命令セットを持つ極めて実在のCPUのネイティブコードに近い仮想マシンおよび中間コードのひとつとなっており、Java VM(とJavaバイトコード)や共通言語基盤(と共通中間言語)などと比べると抽象度は極めて低く、あくまで最適化に徹するためガベージコレクションやセキュリティサンドボックスなどの余計な機構は持たないという特徴がある。
関連項目
参考文献