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[[スパコン]]をはじめとする[[計算機]]事業を統括する経済産業省が推進した「[[IT]]」という言葉に対して、NTTやNHKなどの[[通信]]事業を統括する総務省が「通信を意味するコミュニケーションという単語が含まれていないとは何事か」という理由でわざわざ作った言葉である。
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[[スパコン]]をはじめとする[[計算機]]事業を統括する経済産業省が推進した「[[IT]]」という言葉に対して、NTTやNHKなどの[[通信]]事業を統括する総務省が「通信を意味するコミュニケーションという単語が含まれていないとは何事か」という理由でわざわざ作ったのが「ICT」という言葉である。
  
ただし、某総理大臣が[[イット革命]]を掲げて「[[IT]]」という言葉を後押ししたこともあり、[[IT]]という言葉が大勝利をおさめた。このため「ICT」という言葉は国民にはまったくと言っていいほど一般化していない。
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ただし、某総理大臣が[[イット革命]]を掲げて「[[IT]]」という言葉を強く後押ししたこともあり、世間一般では[[ITドカタ]]をはじめとした「[[IT]]」という言葉が大勝利をおさめており、「ICT」という言葉は大多数の国民にはまったくと言っていいほど一般化していない。
  
 
なお、今現在も経済産業省絡みの資料には「IT」、総務省絡み資料には「ICT」と書かれているのが一般的である。よって公的資金による案件の場合は、その出所により[[見積書]]や[[提案書]]に記載する言葉には注意しよう。
 
なお、今現在も経済産業省絡みの資料には「IT」、総務省絡み資料には「ICT」と書かれているのが一般的である。よって公的資金による案件の場合は、その出所により[[見積書]]や[[提案書]]に記載する言葉には注意しよう。
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* [[ICT]] - 曖昧
 
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* [[ICTリソース]] - 用例
 
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* [[C&C]] - 類義語。「コンピューターとコミュニケーション」という[[NEC]]の伝統的な経営理念である。現実的にはコンピューターvsコミュニケーションであった。
  
 
== 参考文献 ==
 
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2014年3月13日 (木) 14:39時点における最新版

ICT (英語:Information and Communications Technology、情報通信技術)とは、いわゆる「IT」の総務省的な呼び方である。

概要[編集 | ソースを編集]

スパコンをはじめとする計算機事業を統括する経済産業省が推進した「IT」という言葉に対して、NTTやNHKなどの通信事業を統括する総務省が「通信を意味するコミュニケーションという単語が含まれていないとは何事か」という理由でわざわざ作ったのが「ICT」という言葉である。

ただし、某総理大臣がイット革命を掲げて「IT」という言葉を強く後押ししたこともあり、世間一般ではITドカタをはじめとした「IT」という言葉が大勝利をおさめており、「ICT」という言葉は大多数の国民にはまったくと言っていいほど一般化していない。

なお、今現在も経済産業省絡みの資料には「IT」、総務省絡み資料には「ICT」と書かれているのが一般的である。よって公的資金による案件の場合は、その出所により見積書提案書に記載する言葉には注意しよう。

関連項目[編集 | ソースを編集]

  • ICT - 曖昧
  • ICTリソース - 用例
  • C&C - 類義語。「コンピューターとコミュニケーション」というNECの伝統的な経営理念である。現実的にはコンピューターvsコミュニケーションであった。

参考文献[編集 | ソースを編集]