「Xamarin.Mac/システム環境設定を開く」の版間の差分
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システム環境設定の各種設定画面(パネル)は「/System/Library/PreferencePanes/」以下に独立したアプリ([[拡張子]]はappではなくprefPane)として存在しているので直叩きしてやる。 | システム環境設定の各種設定画面(パネル)は「/System/Library/PreferencePanes/」以下に独立したアプリ([[拡張子]]はappではなくprefPane)として存在しているので直叩きしてやる。 | ||
この方法は手軽だが、タブを切り替えたり、設定値を取れないなどの問題点も多々ある。 | この方法は手軽だが、タブを切り替えたり、設定値を取れないなどの問題点も多々ある。 | ||
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どちらにしろ非公式の値を決め打ち実装するのは危険なので非推奨である。 | どちらにしろ非公式の値を決め打ち実装するのは危険なので非推奨である。 |
2015年10月14日 (水) 03:00時点における版
Xamarin.Macで作ったアプリから設定変更を促すためにMac OS Xのシステム環境設定(Windowsでいうコントロールパネル)を開きたい。
実装:Scripting Bridgeを利用する
以下のObjective-Cでの実装を見ながら試してみた。
システム環境設定を開くだけであれば簡単にできた。
using System;
using System.Drawing;
using MonoMac.Foundation;
using MonoMac.AppKit;
using MonoMac.ObjCRuntime;
using MonoMac.ScriptingBridge;
namespace TestOpenSystemPreferences
{
class MainClass
{
static void Main(string[] args)
{
NSApplication.Init();
//NSApplication.Main(args);
var systemPrefs = SBApplication.FromBundleIdentifier(@"com.apple.systempreferences");
systemPrefs.Activate();
}
}
}
さらに内側の値はValueForKeyメソッドを使えばNSObjectとして抜ける。 非常に煩雑だがこれを繰り返せば各種設定画面を開いたり設定値を抜いたりもできる。 マッピング用のクラスを作ればもっと楽になると思われる。
var panes = systemPrefs.ValueForKey(new NSString("panes")) as SBElementArray;
for (int i = 0; i < panes.Count; i++)
{
var pane = panes.GetItem<NSObject>(i);
var id = pane.ValueForKey(new NSString("id")) as NSString;
Console.WriteLine(id);
}
実装:パネル直叩き
システム環境設定の各種設定画面(パネル)は「/System/Library/PreferencePanes/」以下に独立したアプリ(拡張子はappではなくprefPane)として存在しているので直叩きしてやる。 この方法は手軽だが、タブを切り替えたり、設定値を取れないなどの問題点も多々ある。 なおシステム環境設定の各種設定値はdefaultsコマンドで読み書きできるのが普通なのでそちらと組み合わせれば何とかなるかもしれない。
どちらにしろ非公式の値を決め打ち実装するのは危険なので非推奨である。
NSWorkspace.SharedWorkspace.OpenUrl(NSUrl.FromFilename(@"/System/Library/PreferencePanes/Security.prefPane"));