「DOS攻撃 (2ch)」の版間の差分
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2015年7月30日 (木) 09:40時点における最新版
DOS攻撃(読み:どすこうげき、英語:Disk Operating System Attack)とは、2ちゃんねるで考案された恐るべき攻撃手法である。
概要[編集 | ソースを編集]
セキュリティホールを突いてコンピュータシステムをサービス不能に陥れる、 DoS(Denial of Service)アタックと呼ばれるクラッキングが知られているが、 最近これと似て非なる「ドス・アタック」という危険な技があみ出された。 これは、「鉄砲玉」と呼ばれる命知らずが、対立サイトのサーバマシンの フロッピー・ディスク・ドライブに MS-DOS のシステムディスクを突き刺し、 イジェクトボタンをむしり取ってからリセットボタンを押してくるという荒技で、 ターゲットにされたサーバは、MS-DOS 専用マシンになってしまうという。 最近この攻撃を受けたサーバ管理者のひとりは、 「Xeon 2GHz で動く DOS は悪夢のように速かった……」と、 未だ茫然自失状態を脱していない。
対策[編集 | ソースを編集]
このDOS攻撃に対する対策は基本的にサーバーラックの強化などの物理的な改善を行い、攻撃者によるコンピューターへの物理的な不正アクセスを抑止するのが効果的である。
万が一セキュリティホールを突かれた際に被害を最小限に食い止めるという意味では、物理的なイジェクトボタンを持つフロッピーディスクドライブを搭載しない、もしくはSuperDiskやHiFDなどのイジェクトボタンがソフトウェア制御になっている製品を使用するのも対策のひとつである。
近年では光学ドライブやUSBメモリーからのブートなどが一般的になった関係で、フロッピーディスクを見かけることも少なくなり、少なくともイジェクトボタンをむしり取られるという最悪の事態は減少傾向にある。
DOS攻撃の核となるツールであるDOSは、かつてはMS-DOSなどの商用製品ばかりであったが、現在ではFreeDOSがオープンソースなフリーソフトとして開発および配布され、より身近な存在となっており、その危険性は増加傾向にあると言える。
なお、このDOS攻撃の具体的な事例は他に報告されておらず、被害総額も未知数であるが、サービス停止による損害に加え、ハードウェア損傷による物理的な損害も発生するため、かなりの大損害となる可能性がある。
関連項目[編集 | ソースを編集]
- DoS攻撃 - あいまい
- セキュリティ
- リソース・アクション・プログラム
- ランサムウェア