「U.3」の版間の差分

 
(同じ利用者による、間の8版が非表示)
7行目: 7行目:
端子形状は[[U.2]]と同じく[[SFF-8639]]と[[SFF-8643]]です。
端子形状は[[U.2]]と同じく[[SFF-8639]]と[[SFF-8643]]です。


[[U.2]]では[[SATA]]、[[SAS]]、[[PCIe]]がそれぞれ独立した端子上のピンを使用して通信していました。このためU.2ではケーブルは1本ですが、PCIeカードや[[マザーボード]]上でSATA/SASとPCIeに分岐して、それぞれ別々のコントローラーに繋がっていることが一般的でした。
[[U.2]]では[[SATA]]、[[SAS]]、[[PCIe]]がそれぞれ独立した端子上のピンを使用して通信していました。このためU.2ケーブルは1本ですが、PCIeカードや[[マザーボード]]上の電子回路では「SATA/SAS」と「PCIe」に2分岐しておりそれぞれ別々のコントローラーに繋がっていることが一般的でした。


一方、U.3ではSATAとSASはそのままですが、PCIe接続時はSATAとSASのピンも使用して通信するようになりました。これにより「SATAやSASのピンにPCIeの信号が流れてきたらPCIeで処理をする」といったことが可能になり、これによりPCIeカードや[[マザーボード]]側にSATA/SATA/PCIe対応の1個のコントローラーで済むようになりました。
一方、U.3ではSATAとSASはそのままですが、PCIe接続時はSATAとSASのピンも使用して通信するようになりました。これにより「SATAやSASのピンにPCIeの信号が流れてきたらPCIeで処理をする」といったことが可能になり、PCIeカードや[[マザーボード]]側はSATA/SATA/PCIe対応の1個のコントローラーで済むようになりました。
 
; 製造者側の利点
サーバーなどの製造者側はU.3を採用することでぶっちゃけ大して使われていないSATAやSASのコントローラーを別途搭載するという無駄な[[コスト]]を削減できるようになります。
 
; 顧客側の利点
[[サーバー]]製品は[[ぼったくり価格]]が基本なのでU.2であろうとU.3であろうと末端価格にはほとんど影響がなく、末端顧客にとってはまったくもってどうでもいい話です。
 
「[[パソコン]]の2.5インチベイにU.3を増設したい」などの用途では変換アダプタが若干安くなるかもしれませんが、そもそも[[M.2]]からU.2へ変換する基板は[[アマゾン]]で2,000〜3,000円くらいが相場と安価なので、やっぱりどうでもいい話です。
<amazon> M.2 U.2 SFF-8643 </amazon>


これにより製造者側はぶっちゃけ大して使われていないSATAやSASのコントローラーを別途搭載するという無駄な[[コスト]]を削減できるようになりました。U.3で[[サーバー]]などの価格は下がると期待されていましたが、そもそもサーバー製品は[[ぼったくり価格]]が横行しているのであんまり末端の顧客にはどうでもいい話です。


[[サーバー]]本体は1端子で3種類に対応できるU.3を選んでおけば、最高速を求めるなら[[U.3]]の[[SSD]]、安価で大容量を求めるなら[[SATA]]の[[HDD]]などといったことができます。
[[サーバー]]本体は1端子で3種類に対応できるU.3を選んでおけば、最高速を求めるなら[[U.3]]の[[SSD]]、安価で大容量を求めるなら[[SATA]]の[[HDD]]などといったことができます。
27行目: 35行目:
|-
|-
|U.2ドライブ
|U.2ドライブ
|
|
|◯
|◯
|-
|-
55行目: 63行目:
[[category: ストレージ]]
[[category: ストレージ]]
[[category: SSD]]
[[category: SSD]]
[[category: PCI Express]]