共通言語基盤
2014年2月27日 (木) 01:49時点におけるimported>Fallout New Tokyoによる版
共通言語基盤(英語:Common Language Infrastructure、略称:CLI)とは、.NET Frameworkアプリケーションを実行するための仮想マシンと付随する標準ライブラリなどを定義した標準規格名である。JavaでいうJava Runtime Environment(JRE)に相当するものの世界標準な規格書と思って間違いない。CLIのECMAによる正式な標準規格名は「ECMA-335」である。
概要
共通言語基盤(CLI)という名称は、あくまで世界標準な「規格名」であり、それを実装したプログラム製品の実装名は別となっている。
ただしマイクロソフトによるCLI実装である共通言語ランタイム(CLR)にならい、Monoおよびその派生であるUnityやPlayStation Suiteの仮想マシンについても「CLR」と呼ぶ人も多い。呼び分けるのは面倒なので.NET仮想マシン全般が「CLR」である。家庭用ゲーム機はすべてファミコンである。よほどのキモヲタ相手でない限り「CLI」と「CLR」を使い分ける必要はない。
主なCLI実装
- 共通言語ランタイム(Common Language Runtime, CLR) - マイクロソフトによるCLI実装。
- Mono Runtime Environment(MRE) - Xamarin(Monoプロジェクト)によるCLI実装[1]。
- PlayStation Suite(PSS) - ソニーによるCLI実装。Monoを魔改造したものだが大差はない模様。