遅延評価
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遅延評価とは、プログラミング言語において、式の評価を必要とする時点まで評価を遅延させる手法です。
x = 5 + 3 ; 遅延評価ではまだ実行されません。
PRINT x ; このでx = 5 + 3が実行されます。
PRINT x + 1 ; ここでもx = 5 + 3が実行されます。
通常、プログラミング言語では、変数に値を代入するとすぐにその式が評価されます。
しかし、遅延評価を使用すると、式の評価を必要とするまで遅らせることができます。これにより、プログラムの実行効率を向上させることができます。
遅延評価は、一般的に関数型プログラミング言語で使用されます。例えば、Haskellでは遅延評価が基本的な評価戦略として使用されます。また、JavaScriptでも遅延評価を使用することができます。
遅延評価を使用することで、無限のリストなどの無限のデータ構造を表現することも可能になります。ただし、遅延評価は、メモリ使用量が大きくなる可能性があるため、適切に使用する必要があります。