Happy Hacking Keyboard
Happy Hacking Keyboard(通称:HHKBまたはHHK)とは、非常に使いやすいキーボードであり、IT土方プログラマの必須アイテムである。
概要
富士通のメインフレームに関わる人々が、日々発生するのトラブルでサーバールームを走り回る際に、持ち運びに便利な小型のキーボードを求め作り上げたものだと言われている。
元々がメインフレームおよびSolarisを搭載したサーバー向けなのでLinuxやMacとの相性はバッチリである。
一方でWindowsとの相性は非常に悪く、特にWindowsで日本語の入力を扱うには難点が多い。
基本的にプログラマーやシステム管理者がドクターペッパーを片手に徹夜で涎を垂らしながら英語ベースのコマンド等を入力するためのものであり、文豪がクールに日本語を打つためのものではない。そういう用途にはRealforceの方が向いているであろう。
富士通グループ
HHKBは富士通グループの象徴である。このため富士通系の過酷な案件でデスマーチを乗り越えた者にIT土方英雄の称号として配給されることもある。なお、配給されるキーボードは同グループ製の中から選べることが多く、職種によっては仕様書の書きやすさ、日本語の打ちやすさからLibertouchや親指シフトキーボードを選ぶ者が多いのも事実である。ちなみに近年では定年退職まで生き残った者に対してはGRANNOTEが授与されている。
主な製品
- Happy Hacking Keyboard (初代)
- 高級メンブレンで有名な富士通高見澤が製造。メンブレン方式。
- 東プレの静電容量無接点方式となった。配列に変更はない。
- 背面に2ポートのUSBハブ(1.1/2.0)が搭載。なお給電能力が100mAと弱いためマウスくらいしか接続できない。
- アルミ削り出し筐体は25万円、さらにキートップは漆塗りは50万円。凄く欲しい。
- 静音モデル。打ち心地は大きく異るので注意。
- 流行りのBluetooth接続になった。Bluetoothキーボード全般に言えることだがBIOSはいじれないので注意。
- Bluetoothによる無線とUSB Type-Cによる有線に両対応したもの。
- 静音モデル。
- USB Type-C接続のみ。USBハブもなくPro1に近い。