HUAWEI WATCH FIT Special Edition
HUAWEI WATCH FIT Special Edition(以下FIT SE)とは、2023年8月28日にファーウェイから発売したスマートバンドです。
大型のスマートウォッチではなく小型なスマートバンドで「GPS搭載」というのが最大の特徴です。
直販価格は14,080円(税込)です。
HUAWEI WATCH FIT Special Editionは、HUAWEI WATCH FIT newの後続製品であり、 HUAWEI WATCH FIT 2(20,680円、以下FIT 2)の中身をより薄型軽量なHUAWEI Band 8(8,580円、以下Band 8)の筐体に収めたような製品です。実際にはFIT 2のすべての機能を搭載することはできず、いくつかの機能が削られています。
製品の主な特徴として、1.64インチのAMOLEDディスプレイ、GPS内蔵、約21gの軽量設計、9日間のバッテリー駆動時間(通常使用時6日間)が挙げられる。カラーバリエーションは、スターリーブラック、ネビュラピンク、フォレストグリーンの3色が用意されています。
2023年発売の古い製品ですが2025年時点でもスマートバンドとしては最高峰であり競合製品が存在しない状態が続いています。これはスマートバンドは5000〜6000円前後が主戦場となっており、1万円オーバーの製品がほとんど存在しないためと見られます。
削減されたもの
FIT SEは、上位モデルのFIT 2と比較して以下の機能が削除されています。スマートウォッチではなくスマートバンドを好む層であればわりと不要な機能ばかりです。
- バッテリー
筐体がアップルウォッチ風から小型のスマートバンド型に変更されたことでバッテリー容量が減少しています。
- 地磁気センサー
地磁気センサーが削除されているのでコンパス機能が利用できません。加速度センサーとジャイロスコープは搭載されており6DoFは利用可能です。そもそもコンパス機能が必要なひとは迷わずガーミンを買ったほうがいいでしょう。
- スピーカーとマイクが削除
スピーカーとマイクがないのでBluetooth通話機能が利用できません。
- NFC機能がない
NFCが非搭載なので非接触決済ができません。
- ストレージ容量
FIT 2は4GBのストレージを搭載しており音楽保存が可能でしたが、FIT SEはストレージ非搭載で音楽保存ができません。そもそも前述のようにスピーカーがありません。
- GNSSの衛星対応数が少ない
心拍数センサーの精度
スポーツ利用を想定される人が一番気になるのは心拍計センサーでしょう。
FIT SEはHUAWEI TruSeen 5.0世代の光学式心拍センサーを搭載。4つのフォトダイオードにより24時間リアルタイムで心拍変動を計測し、アプリ連携と合わせて「安静時の異変」や運動時のピーク、睡眠時の変化も正確に捉えます。水泳時の測定にも対応し、運動習慣のあるユーザーの細かいバイタル連動もカバーします。
実測精度は専用医療機器や胸ベルト型心電計(Polar H7と比較)には及ばないものの、競合他社の実売1万円以下のスマートバンドと比較すると桁違いに良いです。なおBand 8もFit SEと同じくらい良いです。とくにHIITトレーニングや短距離走などで急激に心拍数が上昇した際の追従性が飛び抜けていいです。
総評
SEはバッテリー減量したものなのでウルトラマラソンをやる人はやめたほうがいいでしょう。 また、GPSの精度は間違いなくGNSSマルチバンドのガーミンの方が上なのでガチ勢はそちらを買いましょう。 軽く10〜20キロくらいしか走らない一般人にはこちらのほうがオススメです。
2024年5月に発売した「HUAWEI WATCH FIT 3」ではまた大きいサイズに戻りSEサイズは発売していないので2025年時点でも未だに主力のようです。
2025年3月に「HUAWEI Band 10」の発売と同時に各地で税込9,900円で投げ売りが始まりました。もしかすると後続モデルが発売するのかもしれません。