FileStreamResult クラス (System.Web.Mvc)
2012年3月30日 (金) 05:08時点におけるimported>Administratorによる版
FileStreamResultクラスとは、ストリーム(Streamクラスとその派生クラス)の内容を、バイナリデータとしてそのまま送信するActionResultクラスを継承したクラスである。
単純に送信するだけであれば、ストリームとMIMEタイプを指定するだけで使えよく、非常に手軽である。ダウンロード確認ダイアログを表示する場合はHTTPレスポンスヘッダーにContent-Dispositionを設定する(例参照)。
例
ダウンロード確認ダイアログを表示する
ストリーム上のCSVファイルを送信し、ダウンロードの確認ダイアログを表示する例。
public FileStreamResult DownloadCsv()
{
// Content-Dispositionヘッダーに「attachement」と設定することで、
// ブラウザにダウンロードするかの確認ダイアログを表示させる。
//
// Content-Dispositionの値
// attachment = ダウンロード
// inline = インライン表示
//
// 「filename=」という部分を書き換えれば、多くのブラウザで保存
// ダイアログの初期ファイル名となる。IE5.5以前はダメらしい。
// さすがにもう存在しないだろう。
HttpContext.Response.AddHeader(
"Content-Disposition",
"attachment; filename=file.csv");
// Streamを取得する。
// CreateCsvメソッドは仮にあるものとする。
Stream fileStream = CreateCsv();
// fileStreamの内容を結果として送信する。
return new FileStreamResult(fileStream, "text/csv");
}