ロリータシンドローム
ロリータシンドローム (Lolita Syndrome)とは、エニックス(現スクウェア・エニックス)が1983年10月に発売したグロゲとエロゲを融合させた究極の成人ゲームである。開発は望月かつみ氏で元々は個人作成の『メゾンロリータ』という作品であった。
基本情報
- 製品名 : ロリータ・シンドローム
概要
エニックス主催の第2回ホビープログラムコンテスト入選プログラム賞受賞作品。 なお、本コンテストは後に同社を支えることとなるドラゴンクエストの開発陣を発掘したことで有名である。
「メゾンロリータ」を舞台とし、1号室から5号室に女の子と一緒に遊ぶ予定であったが、トラブルが起きるというものとなっている。それぞれの部屋でミニゲームを行い、ゲームに失敗すると女の子が電動のこぎりで真っ二つになってしまうなどのグロ描画、ゲームに成功するとご褒美に女の子のエロ描画、というマジキチな内容となっている。
ちなみに、ロリータと聞いてちょっと期待している人もいるかもしれないが、残念なことにこのゲームの少女はなぜかことごとく藤子不二雄風である。
ゲーム内容
ゲームのプレイ順は1号室からと固定されているステージ制となっている。コンティニューなどという軟弱なシステムは無い。
1号室
さらわれた少女が台の上に縛られており、少女の上に電動ノコギリが迫っている。 部屋に向かう扉には鍵が掛かっており、鍵を開けないと助けに向かうことはできない。 見つかった10個の鍵の中から、正しい鍵を5回のチャンスで開けることができるか、という内容となっている。
正しい鍵はランダムで決定され事前にはわからない。つまり必要なのは100%の運である。
鍵を試すごとに電動ノコギリは少女に迫っていき、5回目には電動ノコギリが少女の腹に到達する。5回目の選択に失敗すると少女は真っ二つになるグロ画像が表示されてゲームオーバー。5回以内に無事正しい鍵を選択すると少女を助け出すことができ、お礼にエッチな事をしてくれるエロ画像が表示されてステージクリアとなる。
2号室
サーカス会場となっており、投げナイフが催されている。標的となる場所には少女が貼り付けられている。10本のナイフから選んで、7本のナイフを少女に当てないようにうまく投げつけることができるか、という内容となっている。
ナイフには曲がったものが1本ないしは2本混ざっており、これを選択すると少女に刺さってしまう。どのナイフが曲がっているかはランダムに決定され、事前にはわからない。 つまり、必要なのは100%の運である。 曲がっていないナイフを選択して少女を避けるように投げつけると、その度に着ている衣類が切れ、順次脱げ落ちていく演出となっている。服、スカート、キャミソール、靴、靴下、ブラ、パンティの7種類全ての衣類を切り落とせばクリアとなる。
3号室
死にかけた少女がベッドに横たわっている。主人公がお医者さんとなって少女を助けることができるか、という内容となっている。
まず診察に応じてくれるために2つの言葉を投げかける必要がある。少女が診察に応じると、お注射モードとなる。薬が3種類(赤、緑、黄)、注射可能な場所が3種類(胸、お腹、あそこ)設けられており、正しい場所に正しい薬を注射できれば少女を助けることができる。
4回間違えると、処女は死んで腐乱死体となる。 少女を助けることができれば、お礼にエッチな事をしてくれるエロ画像が表示されてステージクリアとなる。
4号室
金髪少女と野球拳をすることになる。少女に勝つ度に少女は衣服(右靴、左靴、右靴下、左靴下、ブラ、パンティ)を脱ぎ、7連続で相手に勝つとクリアである。少女に負けると、それまで脱いでいた衣服は全て着てしまう。じゃんけんに負けたら少女が爆発してやっぱりグロ画像とかだったら良かったのに。
この部屋においては失敗回数等によるゲームオーバーは設けられていない。
5号室
写真スタジオとなっており、少女の写真を撮影する場所となっている。この部屋はゲームではなく、いわゆるCG集となっている。