Quake
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Quake(読み:くうぇーく)とは、1996年にDOOMの開発元であるid Softwareが開発した伝説のFPSである。
FPSでは世界初となる「ポリゴンによる完全3Dグラフィック」を採用した。 これによりレイキャスティングを採用したDOOMから大幅な進化を遂げた。
パソコンでは一般的ではなかった「OpenGLによる3Dアクセラレーション」に対応したことでGPUの開発競争が始まった。それまでパソコン向けのビデオカードといえば「解像度がすごい」「発色がきれい」などを掲げた写真屋や絵描き向けの業務用ばかりであった。一方、OpenGLは研究者向けに細々とワークステーション向け製品があるだけであった。
加えてFPSでは世界初となるTCP/IPによるネットワーク対戦にも対応した。 いわゆる「LANパーティ」のはじまりである。 後にQuakeWorldやQuakeSpyなどが登場しインターネット越しにも対戦できるようになった。
あまりに壮大なプロジェクトであったため、かなりデスマーチ気味だったと言われている。