ADSL

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ADSL(えーでぃえすえる、Asymmetric Digital Subscriber Line、非対称デジタル加入者線)とは、一般家庭やオフィスに敷設されているアナログ電話回線(メタル回線)を利用して、高速なデジタルデータ通信を可能にする技術、およびそのサービスの名称です。

日本ではKDDIとソフトバンクは2024年3月末、NTTは2025年1月末をもってサービスが終了しました。 法人向けに地味に使われているISDNより先に終わりました(ISDNは2028年12月31日に終了予定)。

主な特徴[編集 | ソースを編集]

非対称通信[編集 | ソースを編集]

「非対称」とは、ダウンロード(下り)とアップロード(上り)の通信速度が異なることを指します。一般的に下りの速度が上りよりも速く、ウェブ閲覧や動画視聴などダウンロード中心の利用に適しています。

電話とインターネットの同時利用[編集 | ソースを編集]

通常の音声通話で使わない高周波数帯をデータ通信に利用するため、1本の電話回線で電話とインターネットを同時に利用できます。

導入コストが低い[編集 | ソースを編集]

既存の電話回線をそのまま活用できるため、導入コストや工事の手間が少なく、幅広いエリアでサービス提供が可能でした。

利用できるエリアが限られていた[編集 | ソースを編集]

ADSLを利用できるエリアは「基地局から一定距離以内」という制限がありました。 また、エリア内でも、距離が近いと高速、距離が遠いと低速という特徴がありました。

また、ADSLが登場する以前の時代に地域一帯にISDNを敷設させまくったエリアでも利用できませんでした。

これらの地域では最後までテレホマンが活躍していまいた。

必要な機器[編集 | ソースを編集]

利用には「スプリッタ」(電話とデータ信号の分離)と「ADSLモデム」(アナログ信号とデジタル信号の変換)が必要です。

技術的な仕組み[編集 | ソースを編集]

アナログ電話回線の通常利用されない高周波数帯域を使い、最大下り50Mbps程度(サービスによる)までの高速通信を実現しました。

距離による速度低下やノイズの影響を受けやすいという弱点があります。電話局から離れるほど通信速度が低下しやすくなります。

歴史と現状[編集 | ソースを編集]

1999年ごろから日本で本格的に普及し、光回線普及以前の主要なインターネット接続方式として広く使われました。

2024年時点で、より高速・安定な光回線への移行が進み、ADSLサービスは多くの事業者で終了しました。

関連項目[編集 | ソースを編集]

  • テレホマン = ADSLが利用できない地域ではテレホマンが奮闘していた