PC-9801VX4/WN
PC-9801VX4/WNとは、日本電気(NEC)が1986年11月に発表・出荷したパーソナルコンピュータである。
PC-9801VX4/WNは、PC-9801VX4をベースに日本語Windows1.0を標準搭載したモデルである。PC-9800シリーズで初めてどころか世界的にも初となるMicrosoft Windowsを標準搭載した記念すべきパソコンとして知られている。
これを見たスティーブ・ジョブズはブチ切れたらしい。
主な特徴[編集 | ソースを編集]
本機の最大の特徴は、PC-9800シリーズで初となる日本語MS-Windows Ver1.0の標準搭載である。また、マウス(PC-9872L)が標準で付属し、日本語MS-DOS Ver3.1も同梱されていた。
CPUには80286(約8MHz)とμPD70116-10(V30、約8MHz/10MHz)の2つを搭載し、ディップスイッチで切り替えて使用することができた。
主な仕様[編集 | ソースを編集]
- CPU:
- 80286(約8MHz)
- μPD70116-10(V30、約8MHz/10MHz切替可)
- メモリ:標準640KB、最大4.6MB
- ストレージ:
- 5インチフロッピーディスク×2
- 20MB内蔵ハードディスク(SASI)
- 拡張スロット:汎用拡張スロット×4
- 外形寸法:470(幅)×345(奥行き)×150(高さ)mm
- 重量:13.6kg
- 添付ソフト:N88-日本語BASIC(86)、日本語MS-DOS Ver3.1、日本語MS-Windows Ver1.0
歴史的意義[編集 | ソースを編集]
PC-9801VX4/WNは、日本におけるWindowsの普及の出発点となった重要な機種である。Windows1.0は1985年にアメリカで発売されたが、日本では本機によって1986年に初めて標準搭載された。これは日本のパソコン業界におけるGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)の本格的な普及の始まりを示すものであった。