Quantum Bigfoot
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Quantum Bigfootとは、クアンタムが1996年から1990年代後半まで製造販売していた5.25インチのハードディスクドライブのブランド名である。 製造は松下寿(パナソニック四国エレクトロニクス→パナソニックヘルスケア)が行っていた。
目次
概要
HDDでは珍しい5インチ。 速度的には3.5インチよりも劣るが、3.5インチよりも大容量なのが特徴だった。
シリーズ
Quantum Bigfoot (無印)
第1世代、同世代で同容量のQuantum Fireball (3.5インチ)よりも遅いという謎の製品。
- 発売は1996年5月頃
- 容量は1.2GB(1プラッタ、2ヘッド)と2.5GB(2プラッタ、4ヘッド)
- 価格は225ドルと370ドル
- ATA-2 PIOモード4とDMAモード2をサポート
- 平均転送速度は813 KB/s、平均シークタイムは15 ms。
Quantum Bigfoot CY
第2世代、劇的に速くなった。
- 発売は1996年12月頃
- 容量は2.1 GB、4.3 GB、6.4 GB (1プラッタ2.1GBで枚数が違う)
- 価格は224ドル、310ドル、395ドル
- ATA-2 PIOモード4とDMAモード2をサポート、3,600回転、128KBのキャッシュを搭載
- 平均転送速度は6MB/s、平均シークタイムは12ms。
Quantum Bigfoot TX
第3世代、世界初の12GBを達成したHDDとなる。
- 容量は4GB、6GB、8GB、12GB
- インターフェイスはATA-66
- 回転数は4000回転
- 平均シークタイムは12ms
Quantum Bigfoot TS
第4世代、最後のビッグフット。衝撃保護システムが搭載された。
- 容量は6.4GB、8.4GB、10.0GB、12.7GB、19.2GB
- 平均シークタイムは10.5ms