Lumberyard
概要
Lumberyardはグラフィックスの高画質さだけには定評のあるCrytekのゲームエンジン「CryEngine」をベースに、Amazonのゲーム実況サービス「Twitch」、さらに新規にサービスが始まったマルチプレイを簡単に提供できるクラウドサービス「Amazon GameLift」を組み込んだものとなっている。
細かい制御をするためのプログラミング言語はC++が基本となる。
Lumberyardが対応するプラットフォームはプレイステーション4、Xbox One、Windowsとなっており、後日iOSやAndroid、Mac、Linuxについても対応予定している。Oculus Rift向けのSDKの開発も進められている。
ビジネスモデル
Lumberyardによるゲームの開発、および作品の配布は無料であるが、オンラインゲームを提供する場合は有料のAWSを利用することが条件となっている。 オンライン機能を一切利用しないのであれば完全に無料で利用できる。
このようなビジネスモデルであるため利用規約により類似する他社のクラウドサービスを利用することは禁止されている。 なお、いわゆるオンプレミス(自前のサーバー)によるオンラインサービスの提供ついては制限されていない。 Lumberyardの無償公開が始まった2016年2月10日時点でのGameLiftの利用料は1日1000ユーザーの利用で1.5ドルとなっている。