Mac mini (Late 2014)
変更点
価格
で、何が新しいのか? 一番はっきりしているのは価格で、ベースモデルは599ドルから499ドルに下がった。世代間で20%近い価格低下だ。
端子類
どうやらAppleはFirewireポートを外し、代わりに・・・第2のThunderbolt 2ポートを載せたようだ。これで、Thunderbolt 2ポートが2基、USBポートが4基、LANポート、SDXCスロット、およびHDMI出力を備えることになった。
Appleは、同社の他の製品と同じく、WiFiチップを802.11acに(802.11nから)アップグレードし、WiFiの最大理論速度を866 Mb/sとした(もちろんあなたのルーターが追いつければの話だが)。
メモリ
メモリがロジックボードに直付けになり交換増設ができなくなったようだ。ベースモデルではメモリは8GBが最高なので、16GBまで増やしたい場合はCTOでボッタクリ価格を覚悟する必要がある。
なお、MavericksではOSを起動しただけでメモリ4GBではカツカツなので最低8GBは必要だということを覚えておこう。
主なモデル
モデルは以下の3種類:
- 499ドル:1.4 Ghz CPU、500GB 回転するディスクドライブ、4GB RAM、Intel HD Graphics 5000
- 699ドル:2.6 GHz CPU、1TB 回転するディスクドライブ、8GB RAM、Intel Iris Graphics
- 999ドル:2.8 Ghz CPU、1TB 半導体ドライブ、8GB RAM、Intel Iris Graphics
この他にもアップルストアではCTOでカスタマイズできるが当然のごとくボッタクリ価格だ。ベースモデルはコスパ最高、CTOはボッタクリ価格なのはアップル製品の常だ。
これは言っておくべきことだが、相当安いとはいえ499ドルのベースモデルはどうみても・・・最先端ではない。「最先端」は、市場最安値のMacを買う人が求めるものではないとはいえ、上位モデルとの格差は驚くほど大きい。ベースモデルでのみ使用されているIntel HD 5000チップは、2年以上前の製品だ。そしてCPUは? 次に上位の機種の約半分のスピードだ。言い換えれば、みなさんが欲しくなるのは少なくとも真ん中のモデルだと言うことだ。