Wi-Fi 7 (IEEE 802.11be)とは、2024年に策定されたWi-Fiの規格のひとつです。

概要 編集

Wi-Fi 7ではWi-Fi 6Eの目玉機能であった「Wi-Fiルーターを設置してある部屋にいるときに超爆速通信できるモード」が大幅強化されました(最大9.6→36Gbps)。

主にスマートフォンで撮影した4K@60fpsなどの巨大な動画ファイルをNASに保管するときに活躍するでしょう。iPhone 16 Pro Maxでハリウッドばりの映画撮影したい人には必須です。

主な変更点 編集

Wi-Fi 6E Wi-Fi 7
正式名称 IEEE 802.11 ax IEEE 802.11 be
最大通信速度 9.6Gbps 46Gbps
周波数帯 2.4GHz / 5GHz / 6GHz 2.4GHz / 5GHz / 6GHz
帯域幅(MHz) 20 / 40 / 80 / 160 20 / 40 / 80 / 160 / 320(6GHzのみ)
変調方式 1024QAM 4096QAM
ストリーム数 最大8ストリーム 最大16ストリーム
MLO 非対応 対応

6GHzの最大通信速度が2.4倍に 編集

  • 変調方式: 1024QAM → 4096QAM (1.2倍)
  • 帯域幅: 160MHz → 320Mhz (2倍)
23Gbps = 9.6Gbps x 1.2 x 2.0

ルーターが設置してある部屋内だけ爆速な「6GHz」が強化されました。 なんとWi-Fi 6E比で2.4倍です。

2.4GHzと5GHzと6GHzを同時利用 編集

2.4GHzと5GHzと6GHzを同時利用する「MLO (Multi Link Operation)」という新機能を搭載しています。 3回線を束ねることで36Gbpsまで出せます。

ちなみにWi-Fi 7のカタログスペック上の最大通信速度が「36Gbps」や「46Gbps」などと資料ごとに異なる数字なのはこの「束ね方」によるものです。

Wi-Fi 7では「6GHz帯320MHz幅」と「6GHz帯160MHz幅」の2種類の6GHz帯を別々に搭載するということができることになっています。6GHz+6GHz+5GHzで束ねた場合は最大46Gbpsになります。

ただし、電波飛距離が最強な2.4GHzを削った製品など誰も作るわけもなく、そんな奇特な製品は少なくとも民生品では実在しないと思われ、その場合の6GHz+5GHz+2.4GHzは最大36Gbpsとなります。間違いなくこちらが現実的な数字です。

関連項目 編集